「道頓堀は汚いので飛び込むと病気になる」は本当か

2014年6月25日 16:05

水質は大幅改善したが遊泳は「不適」

実際のところ、もっとも汚れのひどかった1970年頃と比べれば、道頓堀川の水質は大幅に改善されている。市によると、川の水の汚れを表す数値である生物化学的酸素要求量(BOD)が、去年4月から9月の平均で1リットル中1.8mgであり、これは浄水場が水道用に取水できる基準の2.0mgを下回っている(2014年1月28日付記事:「ドブ川の象徴」道頓堀がキレイになりつつある!?参照)。これはピーク時の10分の1程度だ。

しかし、誰もが安心して遊泳できる水質になるには長い年月がかかりそうだ。日本分析化学専門学校(大阪市北区)が2月12日に実施した道頓堀川水質調査の結果によると、濁度やBOD、大腸菌群、一般細菌の各値で「遊泳には不向き」と判定された。

大腸菌群等が含まれた水を少量飲んだり、体を濡らしたりしても、直ちに健康に悪影響が出るとは断定できない。しかし、道頓堀川の底にはヘドロがたまっていて、マナーの悪い人が投げ込んだゴミが沈んでいることがある。あのカーネル・サンダース像が、24年間にわたって水底に沈んでいたことは記憶している人も多いだろう。それらに体をぶつけたり、足がとられる可能性だってある。

今後とも道頓堀川の浄化は進むだろうが、見違えるほど道頓堀川がきれいになったとしても、決して飛び込んではいけない。

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