雪から高齢者を守れ! 安芸太田町の新しい挑戦が始まる

2018年3月17日 07:42

[Jステーション-広島ホームテレビ]2018年3月7日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、安芸太田町の雪への取り組みが紹介されました。

寒い日が続いた今シーズン、県北では2メートル以上積雪した場所もあり、住民らは雪おろしや雪かきに追われました。

雪かきは重労働(画像はイメージ)
雪かきは重労働(画像はイメージ)

積雪2メートル超の松原地区

「(雪が)多かった多かった。話にならんですよ」とため息をつくのは、安芸太田町の松原地区に住む女性。自治会長の檜谷幹夫さんも「近年これ(2メートル)くらいの積雪があるのは、経験したことがなくて」と語ります。

そうなると、除雪費用がかかってきます。県は今年度9億円近くの予算を確保していましたが、12年ぶりに2億円あまりを追加する事態となりました。安芸太田町でも、今年度の除雪回数は昨年度に比べ1.5倍に増加しました。

「若い人がいないから、みんな高齢者ばかり。それは話にならんですよ」と住民はいいます。安芸太田町の人口は、県内でもっとも少ない約6400人。その半分が高齢者です。

「地域内で今まではなんとかまあ、みなさん助け合ってやってたんですが、もうそれも限界にきて」と檜谷さん。そんな中、社会福祉協議会が企画し、松原地区で雪から高齢者を守るための新たな試みが始まりました。町内外から15人のボランティアが集まったのです。

安芸太田町社会福祉協議会の戸田佑樹主任は、「こういった取り組みは今回初めてなので、今後雪が降ったときに生かせる仕組みを作るということを目的に考えています」と言われていました。雪かきを必要とする高齢者が社会福祉協議会を通じて3日以内にボランティアを呼べる仕組みを来年度に構築したいという思いがあります。

雪かきのボランティアは、町のホームページで随時公募するとのこと。

ボランティアとして岩国市から参加した男性は、「たくさん雪かきすると汗ビッシャになりますし、お年寄りだともっと大変だろう思います」と言われていました。広島市から参加した男性は、「お年寄りひとりで(雪かきは)当然できるわけないと思って」と言われていました。「いろいろな人が助かるなら、やったほうがいいかなと思って」といった子どものボランティアの声もありました。

15人のボランティアが、およそ1時間半雪かきをした結果、大きな雪の壁を取り除くことができました。「お宮(神社)が見えなかったのが、見えるようになったからうれしいです。ありがとうございました」と雪に悩んでいた住民は目をうるませていました。

こういった取り組みは、ぜひ今後に生かして広がっていってほしいですね。(ライター・石田こよみ)

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