衣笠豪谷

2019年10月12日 10:00

   胸中の深山幽谷、花々の間に戯れる鶏、陽光に満ちた倉敷の風景、瀬戸内の豊かな海の幸―これらは全て、明治前期に生きた倉敷出身の南画家の作品です。彼の名は衣笠豪谷。画家のほか、官僚としても活躍しました。豪谷は、鎖国の解除後きわめて早い時期に清国へ渡って精彩な見聞録を残しており、近代日中交流史のうえでも注目すべき人物です。現在では知られざる画家となった豪谷ですが、詩情をたたえた山水や花鳥はもとより、身近な風景を見つめた郷土愛のにじむ作品群は、今なお褪せない輝きを放ちます。本展は、衣笠家伝来の新出資料を交えて、画業を中心にその生涯を通覧する初めての回顧展です。

衣笠豪谷《芭蕉に鶏図》1896年岡山県立美術館蔵

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会期

2019年11月8日(金) ~ 12月15日(日)

会場

岡山県立美術館

所在地

〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48

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