えっ...とろろ昆布を巻いたおにぎりって、ローカルなの？！

とろろ昆布を巻いたおにぎり、ご存じだろうか？　えー、知らない？　確かに、特に東京ではあまりお目にかからない。というわけで、編集部では「とろろ昆布おにぎり」捜索隊を結成し、都内を探してみた。ようやく見つけたのが某デパートの地下の食品売り場だった。

とろろ昆布とは、昆布を薄く糸状や帯状に削った加工食品だ。昆布はもともと北海道が原産地。江戸時代は、北前船で敦賀や堺などの港に運ばれていたという。その影響か、北陸や関西で好んで消費されている。なかでも富山市は、１世帯あたりの昆布の年間支出金額が全国1位というから、筋金入りのとろろ昆布好きだ。

「とろろ昆布おにぎり」も、富山県、福井県では、きわめてポピュラーな食べ物である。ネット上では、「小さい頃はおにぎりにとろろ昆布つけまくって食べてた」とか、「とろろ昆布好き過ぎてとろろ昆布だけをそのまま全部食べてる」と言う人がいるが、おそらく北陸出身者だろう。彼らにとっては、「とろろ昆布おにぎり」がローカルな食べ物とは、まったく信じられない。

一方ネット上で、「あんまり食べたことないし・・・自分で作ろうとか思ったことない」「中に入れるのは分かるけど、外巻いちゃうのは経験がないなw」と、気乗りしない様子を見せるのは、関東出身者のようだ。「なにこのおにぎり？ 毛生えてんの？ もしかしてとろろこんぶ？」と、冷たい反応もあるようだ。

「とろろ昆布おにぎり」は、ローカルな食べ物なのだろうか？　はたまたどんな地域差が存在するのだろうか？　改めて調査してみたいと思う。

そこで、読者の皆様に質問。

とろろ昆布を巻いたおにぎり、食べる？

以下の選択肢からお答えいただきたい。結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。