あなたなら学長の言うとおり「スマホやめますか？」

2015年4月4日、長野県松本市総合体育館で、信州大学の入学式が行われた。8学部約2000人の新入生に向かって話した山沢清人学長のあいさつが、いま波紋を広げている。

山沢学長はその中で、「自分で考えること」の重要性を説き、「考えること」から逃げるなと強調。個性や独創性とは、その過程から生まれてくるもので、「自らで考えることにじっくり時間をかけること、そして時間的にも心理的にもゆったりとすることが最も大切となる」と力説した。

そして、信州大学にはゆっくり考えるための環境や設備が整っていることにふれた上で、このように......。

残念なことですが、昨今、この信州でもモノやサービスが溢れ始めました。その代表例は、携帯電話です。アニメやゲームなどいくらでも無為に時間を潰せる機会が増えています。スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。

さらに、次のように語りかけたのである。

「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」　スイッチを切って、本を読みましょう。友達と話をしましょう。そして、自分で考えることを習慣づけましょう。

各メディアからは最後の部分だけが取り上げられ、注目されることになったわけだが、山沢学長の真意を理解するには、ぜひ全文を読んでいただきたいと思う。

画像はイメージです（Johan Larssonさん撮影、Flickrより）

さて、山沢学長のあいさつの全文を読んでみて、あなたの感想はどうだったか。また、どのような地域的な差があるのだろうか。今回のJタウン研究所では、このテーマについて調べてみたい。

そこで、読者の皆様に質問。

あなたなら学長の言うとおり「スマホやめますか？」

以下の選択肢からお答えいただきたい。結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。