「これはベビーカーではありません」 子ども用車いすの存在知って、TXの周知ポスターに反響

2019年4月24日 06:00

突然だが、読者の皆様は「子ども用車いす」というものを知っているだろうか。

首都圏新都市鉄道提供
首都圏新都市鉄道提供

こちらは、つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道が掲示しているポスターだ。一見するとベビーカーのようにも見えるイラストに、

「ご存知ですか?これはベビーカーではありません」

との文言が添えられ、子ども用車いすの説明がされている。

いまインターネット上ではこのポスターに注目が集まっていて、「確かにベビーカーと言われたらそう見える」「もっと告知や認知されて欲しい」といった好意的な声が相次いでいる。

そこでJタウンネット編集部が、TX側に制作の狙いを聞いた。

正しい認識のもとで譲り合える社会を

「『ベビーカーを畳んで下さい』なんでいわないで。これは小児用の介護型車いす(子ども用車いす)です。病気や障害が理由で『これがないと移動できない』子どもたちが使用しています。皆様の車いすとしてのご理解、ご協力をお願いいたします」(ポスターより)

ポスターを掲出している首都圏新都市鉄道は2019年4月23日、Jタウンネットの取材に応じ、掲示の経緯について次のように説明した。

そもそもの発端は、国土交通省から子ども用車いすの周知に関する依頼があったこと。それを受けて、以前からこの周知活動を進めていた一般社団法人のmina familyに協力を求め、今回のポスターを作成したという。2018年7月から、全20駅で掲示している。

全駅での掲示に先立ち、18年6月にTX沿線の柏の葉キャンパス駅そばのららぽーと柏の葉で実物の子ども用車いすの展示を行ったほか、広報誌「TXかわら版」の18年冬号でも取り上げ、継続的に周知活動を行っているのだという。

子ども用車いすは世間での認知度がまだまだ低く、特に小児が使用しているとベビーカーと誤認されて困る人が多いそう。見た目はベビーカーに似ているが、折りたたむことはできないため、正しい認識のもとで譲り合える社会なることを目指して今回のポスターを掲示しているそうだ。

担当者は「弊社の取り組みは微力ではございますが...」としつつも、次のような思いをコメントした。

「こういった活動を通じてより多くの皆さまに子ども用車いすを知っていただき、認知度が高まって、子ども用車いすご利用のお客様、さらには他のハンディキャップお持ちのお客様など、鉄道をご利用される全てのお客様同士がお互いにご理解やご協力が得られるような環境づくりが進めていければと思っております」

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