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消毒液の品薄受け「77度スピリッツ」製造 粋な対応で話題の菊水酒造、社長の思いを聞いた

松葉 純一

松葉 純一

2020.04.08 20:00
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純米大吟醸「四万十川」や純米吟醸「龍馬」など銘酒で名高い菊水酒造(高知県安芸市)が、アルコール度数77度の高濃度スピリッツ「アルコール77」の製造を開始し、話題になっている。

「アルコール77」の原材料は醸造アルコール、度数は77度。希望小売価格は、1200円(消費税別)。この価格には酒税385円が含まれている。つまり、あくまでもお酒である。焼酎や泡盛よりも強い、ヨーロッパのアブサン、中国の高粱酒と同等か、それ以上のアルコール度数だ。

ただし、次のような但し書きが付けられている。

「当商品は消毒用アルコールと同等のアルコール分を含んでおりますが、消毒や除菌を目的に製造されたものではありません」

いったいこれはどういうことだろう?

Jタウンネット編集部は2020年4月8日、菊水酒造株式会社の春田和城社長に取材した。

「酒類メーカーとして何かできるのではないか」
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