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「トリック」の堤幸彦が企画演出 笑える?大分市プロモ動画

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.03.31 18:45
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「おんせん県」大分の観光地といえば別府や湯布院などが有名だが、県庁所在地の大分市は人口47万人の中心都市にもかかわらず、これといった観光スポットがパッと思いつかない。

これではいけないと感じた市は、ウェブドラマ「ADあべ君」(全10話)の配信をはじめる。4月4日から毎週金曜に2話ずつ公開の予定で、予告編の「0話」は既に配信中だ。

「ADあべ君」トップページ(大分市ウェブサイトより)
「ADあべ君」トップページ(大分市ウェブサイトより)

企画・総合演出は、テレビドラマの「池袋ウエストゲートパーク」「トリックシリーズ」「世界の中心で、愛を叫ぶ。」などを手がけた演出家、映画監督の堤幸彦。プロフィールには愛知県名古屋市出身と書いてあり、東海地方がルーツの人かと思いきや、ご両親は大分市出身。少年時代は毎年夏休みを祖父母のいる同地で過ごしていた。「私の故郷じゃないか、という思い」と話すほど、大分には思い入れがあるようだ。

彼のいとこが間に入って「大分市を盛り上げる企画を考えてもらえないか」と釘宮磐大分市長から相談を受け、プロモーション動画を製作することになった。

主人公のあべ君は東京のテレビ制作会社でアシスタント・ディレクター(AD)として働く大分市出身の34歳の青年。実際に堤監督の部下として働いている人物だという。予告編の姿が等身大なら失礼な話、前途多難だが、同郷(?)ということもあって実は目をかけられているのだろうか。

ストーリーは次のとおりだ。ある日、旅番組の企画で故郷のことを尋ねられるが、口下手なあべ君は大分市の良さをうまく伝えられない。周囲は当地をさえない場所だと思い込み、彼女に至っては大分の場所さえ知らない――あべ君は大分の魅力をみんなに伝えることができるのか?

「私自身が何度も笑って。私が企画して笑っているのも変ですけど」と監督自ら語っており、内容が期待できそうだ。記者的には3・4話の「ボス猿ベンツと敏腕プロデューサー」がとても気になる。

オープニングとエンディングの語り部は、「世界の車窓から」のナレーターでもある大分市出身の俳優・石丸謙二郎だ。

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