ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

25年間、フクロウの雛たちの親代わりを務める87歳おばあちゃん

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2015.06.08 07:11
0
画像はイメージです(PictureKatさん撮影、Flickrより)
Baby Owls

[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年5月25日放送の「地球派宣言」のコーナーで、フクロウの雛の親代わりを続けるおばあちゃんの姿を取り上げていました。

神石高原町の木々に囲まれた森の中を抜けると、フクロウの雛を保護し、育てているおばあちゃんのお宅があります。87歳になる見永豊子さんは、1991年から毎年、親代わりに育て、野生へと戻しています。

コンニャクの製造をしていた見永さんのお宅は築88年です。湯気などを出す通気口が天井にあり、そこから親フクロウが入り巣を作ったことが、この出会いに繋がりました。

フクロウにとっては絶好の場所で、25年間、毎年ここに巣を作りに来ます。2005年には、屋根裏にいる雛の貴重な姿をとらえました。屋根裏から下の様子を伺う、かわいらしいフクロウの雛の姿が映像として残されています。

フクロウは、絶滅危惧種に指定されています。見永さんは野生に戻すことを念頭に、雛を保護しました。親元に帰した雛は、見永さんの姿を見ると、遠くから声をかけてくれるそうです。

広島の山奥で、フクロウの雛の保護を続ける見永さん。その姿に、自然と人間との共存を感じ、心温まる思いでした。(ライター:haruhana)

PAGETOP