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凶暴な「カミツキガメ」が静岡で急増中...「だけど、本当に悪いのは?」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.06.24 18:22
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ナイフのように鋭い歯を持ち、人の指を噛みちぎるほどの力を持つという「カミツキガメ」。最大で全長1メートルにも達するというこの危険な外来生物が、いま静岡県内各地で急増しているらしい――。

カミツキガメ。画像はイメージです(mysza831さん撮影、flickrより)
Don't come any closer, I'll snap!

この事実は、2015年6月22日放送のスッキリ!(日本テレビ系列)で明らかとなった。放送によれば、静岡県内ではカミツキガメの目撃情報があいついでおり、6月5日には御前崎市の通学路を歩いていた体長70センチの大物が捕まったという。一部地域では繁殖も確認されているようで、今後さらに生息数が急増する可能性も考えられる。それを受け21日に、静岡市の麻機遊水地で120個ものカゴを使った大規模な捕獲作戦が行われた。

だが、カミツキガメは1匹も捕獲できず。カゴの中にかかっていたのは、ライギョ、クサガメ、アカミミガメ(ミドリガメ)などの外来種ばかり。これには、捕獲作戦に参加していた静岡大学の加藤英明教授も「(カミツキガメは捕獲できなかったが)多くの外来種がいるとわかりました。日本の生き物が追いやられます」と指摘した。

放送を受け、ツイッターには地元民を中心に驚きと恐怖の声がいくつも寄せられた。

しかし、上記のような「カミツキガメやほかの外来種が悪い」といった報道内容に疑問を抱いた人も多かったようだ。ツイッターには、今回の報道を批判するコメントもいくつか見られた。

一応、司会の加藤浩次さんも「飼い主がこういう問題を招いています」とフォローは入れているが......。

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