長崎が幻想の「異国」に変わる夜
2014.01.22 12:49
長崎市の街中が、約1万5000にも及ぶ中国ランタン(提灯)で彩られる冬の恒例行事「長崎ランタンフェスティバル」が2014年も、1月31日から2月14日の15日間、開催される。
中国のお祭りである「元宵節」に倣ったもので、市内の新地中華街を始め中心部のいたるところに、中国風のランタンが飾り付けられる。単なる「提灯」だけではなく、動物や人物を模したオブジェも多数登場、中には約8メートルという巨大なものもあるとか。
ほかにも「皇帝パレード」「龍踊り」といったイベントが多数開催され、期間中は長崎の町がランタンの明かりの中、まるで「異国」のように変わるという。中華街の行事を発展させて1994年以来行われており、例年100万人が訪れている。福岡など近隣各県のみならず、関東からもわざわざ足を運ぶ人が少なくない。