ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

長崎、出島でコーヒーのお話、聞いてきました。一杯目

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.05.30 20:23
0

NBC長崎放送のデータ放送情報掲示板「トク3」。そのブログ「トク3のちょっとお耳に入れたいことが。」の記事を、Jタウンネットでも紹介します。

今回は、UCCコーヒーマスターズに地元・長崎から出場した田口大介さんを取材しています。


◆◇◆


約400年前に出島で始まったという日本のコーヒー。

その出島で、新たなコーヒーの物語が始まった...

(脳内ナレーション 田口トモロヲさん希望。あ、他局の番組ですが。)


コーヒーの世界には「コーヒーの競技会」ってものがあって

その全国大会に長崎から2人も特別賞に入ったらしい。

コーヒー大好きな私。話を伺ってきました。


「UCCコーヒーマスターズ」は

全国で233人参加の予選を勝ち抜いた

36名で「ペーパードリップ」「サイフォン」

「エスプレッソ」「ラテアート」の4部門に分かれて実施。

審査員をお客さんに見たて

テーブルセッティング、プレゼン、コーヒーの抽出、サービスをして

その味はもちろん、接客技術なども審査されるというもの。

(写真提供・attic)
(写真提供・attic)

こんな広い会場でコーヒー淹れる、て想像しただけで手が震えそうです。


全国大会に出場したのは

出島ワーフの「アティック」と、その姉妹店「サルターレ」に勤めるお2人。


まずはサルターレへ。

店長田口大介さんはエスプレッソ部門で

今回は3回目の挑戦、実は去年は3位だったそうで。

プレッシャー有りませんでしたか?


「有りましたねー。激しくありました。
更に有りがたいことにお店が大会前のゴールデンウィーク、とても忙しくて
練習時間が中々取れなくて」

いつ行っても賑わってる人気店ならではの悩みですね...。


今回、田口さんは4種類のエスプレッソを出し

うち一つは長崎らしくとオリジナルのカステラ味にして

なんとカクテルのようにシェーカーも使ったとか。


そして審査員特別賞の1つ、ベストテーブルコーディネート賞受賞!

attic%20078%20%2815%29.JPG

結果を聞いていかがでしたか?

「悔しかったです。優勝したい!て思ってましたから。
でも、プレゼンとコーディネートが合ってる、と評価されて
それは一番嬉しかったですね」

そのエスプレッソを淹れて頂きました。

粉を挽いて、マシンにセット、わわわ、写真に撮れないくらい早い!


「そうなんです。エスプレッソは体育会系なんですよー!
豆は挽いた瞬間から酸化していくのですが、エスプレッソは細かいので
ドリップ用のコーヒーより10倍速く酸化すると言われてます。
抽出するまでのこの瞬間が勝負!そこも好きなんです」

マシンもなんだか格好いいですね

「でしょう!これイタリア製で、長崎ではここでしかないんです」

ってことは大会で使うマシンは違うものだったんですか?

「そうですね。本番前に機械を扱えるリハーサルがあるので
そこで豆の量などをほんの少しずつ調整してイメージのものに近付けました」

む、難しそう...

「元々イタリアンのコックだったんです。素材によって、レシピによって
色んな味が作り出せる料理も面白いんですが、
コーヒーだと、たった1つの素材なのに国や地域、天候、挽き方などで
全然味が違う。そこがコーヒーの醍醐味だと思ってます」

そんなバリスタが淹れるエスプレッソをお得に頂けるサービスが。

サルターレではランチ後、バンコ(立ち飲み)のエスプレッソが無料!

「本場イタリアの、立ち飲みスタイルを皆さんに知ってほしくて。
もっと皆さんに、コーヒーの美味しさも知って頂きたい。
特に今回全国大会で出場者の皆さんとたくさん話して、
もっと通常の営業でバリスタとしていっぱい力つけたい!て強く思って。
お店としても、ランチもカフェもお酒も、色んなシチュエーションで
自由に使ってもらえるお店にしたいですし!」

そんなバリスタ、田口さんのエスプレッソは

まっすぐで、力強くて、どこか田口さんに似てる気がしました。


さて。もう一人の受賞者のお店へ参りましょう。

長崎 出島で頂く2杯めのコーヒーはどんな味?続きはまた次回に。


【Saltare(サルターレ)】
長崎市出島町1-1
095-823-3990
情報提供:NBC長崎放送
情報提供:NBC長崎放送
PAGETOP