「背中かじって~」「えっ...(困惑)」 静岡には他県民をドン引きさせる方言があるらしい

2020年1月13日 08:00

「背中かじって~」

突然こんなことを言われたら、大抵の人は戸惑うだろう。一般的な感覚だと、とんでもない想像が広がってしまう。

しかしこの言葉、ある地域では全く別の意味を持つという。

いったいどういう意味なのか。

「爪でひっかく」

ツイッターでは「かじる」の使い方について、こんな声が寄せられている、

「静岡、山梨辺り(細かい範囲は不明)では爪でひっかくことを『かじる』と言うけどどうだろう」
「身体をかじるって方言...なの...か......えっ......」
「え?かゆいところを『かじる』って静岡弁なんか」

そう、静岡や山梨、長野の辺りでは「かじる」は「掻く」という意味。「背中かじって」は「背中掻いて」ということになる。間違っても食べてほしいわけではない。

「かじって」は「掻いて」(画像はイメージ)
「かじって」は「掻いて」(画像はイメージ)

「都道府県別 全国方言辞典」(佐藤亮一著、三省堂)によれば、「かじる」は山梨県の郡内地方(東部)と、長野・山梨・静岡方言に属する国中地方(西部)で使用されている。「爪でひっかく」という意味だ。

普段かじると言っている人、標準語ではないので気を付けよう。

静岡市出身のA記者(30代)に話を聞くと、「えっ静岡だけなん?普通に使う」と驚いた様子。

「どちらかというと、引っ掻くような攻撃的な意味で使う。『(相手に)かじられたわ~』みたいな」(A記者)

歯を使う方の「かじる」(齧る)とごっちゃになることはあるか? と聞くと、

「ない。状況に応じて一瞬で判別している」

とのことだった。

ちなみに筆者の地元の富山では掻くことを「くじる」と言い、かじるに近い表現だ。みなさんの地域はどのように表現しているだろうか。

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