「うるしぇ」「なぬっ」「やってみろじぇ」... 岩手弁の口ゲンカ、妙に可愛らしいと話題に

2019年11月11日 06:00

「岩手の方言可愛いよな...」

岩手県のケンカ。「県別 罵詈雑言辞典」(東京堂出版)より
岩手県のケンカ。「県別 罵詈雑言辞典」(東京堂出版)より

Jタウンネット編集部はさっそく「県別 罵詈雑言辞典」を図書館で取り寄せてみた。岩手県のケンカは上の写真のとおりだが、一応、下に書き起こしておこう。

「おーっ、こりゃ、酒たりねぞっ。酒ぐれ、用意すてげじゃ」
「いってくれにしぇじゃ。いづまで飲んでるんだが」
「しゃべなったら。なぬが文句あるってが」
「うなごそ、誰さ向かってしゃべってるのや」
「なぬっ、やるってか」
「うん、いっつでも、相手になるじぇっ」
「うな、なったきするなよ。ふたずけるじぇ」
「やれるもんだったら、やってみろじぇ。このばかやろ」
「なぬっ、ばかやろだどぉ。うな、よくもそったらごどぬかすたな」
「うるしえっ」 ――「県別 罵詈雑言辞典」(東京堂出版)より

いかがだろう。ケンカの様子は、完全にではないとしても、だいたい分かるのではないか。夫婦ゲンカのようでもあるし、兄弟ゲンカのようでもある。いずれにしても、身近な人同士のケンカだろう。

ツイッターには、こんな感想が寄せられている。

「岩手県おもしろいな?? 聞きなれないせいか不思議言葉~」
「『なぬっ』が可愛いw」
「岩手県の方言可愛いよな...」
「やってみろじぇでやられました」
「可愛い過ぎる。萌える。惚れる」

語尾に「じぇ」がつくことで、テレビドラマ『あまちゃん』を思い出す人も多かったようだ。

一方、岩手県民の反応はというと......。

「文章はかわいいのですが東北出身者がこれを見ると、キツイ漁業や山仕事で鍛えた体とドスのきいた声で再現されて非常に怖いこともお伝えいたします」
「岩手弁のじい様怒るとドスの効いた声で言うから実際めちゃんこ怖いです...」

また、こんな意見もあった。

「なじょしたごったべ...岩手県民なのにわがんねどこありすw」
「岩手県広いから方言が少し違ったりする」
「岩手弁とまとめられても地域で大分違うし、南部弁とまとめられてもやっぱり地域で違うからなかなかに説明に困る。 岩手も南部もくくりが広すぎでわがんねな...」

岩手県の面積は、北海道についで2番目に広い県だ。地域によって、方言も相当に違うらしい。南部には旧伊達藩だったところもあり、旧南部藩だったところとは、文化も言葉も多少異なっていたようだ。

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