猫寺の住職に話を聞いた
昔と違っていまはインターネットなどの検索でいろいろな情報が手軽に手に入れられる時代です。親御さんもそうですが、子どもたちも知識豊富で頭でっかちの傾向が強いようです。すべてがダメだとはいいませんが、やはり安易に得たものはしっかり身につかない。いろいろ試してみたけれどあまりうまくいかなかったことや失敗や苦労、ムダになることが多くても、自分の頭で考え行動に起こしたことは、しっかり身についていきます。
西武のバッティングピッチャーを辞めたあと、ニューヨーク・メッツの春季キャンプに帯同したことは既述しましたが、当時のメッツには野茂英雄投手と吉井理人と投手がいました。いうまでもなく、野茂投手はトルネード投法で「NOMOマニア」という言葉が生まれるほど全米を魅了、ロサンゼルス・ドジャースとボストン・レッドソックス時代、それぞれノーヒットノーランを達成した大投手。吉井投手も近鉄を皮切りに日本、アメリカで活躍し、現在は千葉ロッテマリーンズのピッチングコーチ......この二人とキャンプ中にお話をする機会に恵まれたとき〈日本とアメリカの違い〉が話題になり、二人の一致した意見はコーチの考え方がまったく違うということでした。
日本のコーチは「こうしなさい」「こうしたほうがいい」という指示をするけれど、アメリカのコーチは「お前は何がしたいんだ。まずはお前の考えを聞かせろ」ということからスタートするということです。 逆にいえば自分の考え、自分の思いがなければ何もアドバイスしてもらえない、相手にしてもらえないということでもあります。必然的に上から指示を出されて「やらされる練習」ではなく、自分で考えて「やる練習」となる、自分の意志で自分の責任で準備していくわけです。
猫寺の住職に話を聞いた
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