硯職人が若い世代から支持される理由とは
2016年11月18日、JR北海道が「単独での路線維持が困難な線区」を発表した。該当するのは10路線13区間。そのうち、札沼線の北海道医療大学—新十津川間、根室線の富良野—新得間、留萌線の深川—留萌間は、輸送密度200人未満の区間。路線を維持し続けるよりも、少ないコストで利便性・効率性のアップが期待できるバス等への転換について、JR北海道から沿線自治体への相談が始まっている。
具体的な廃止時期は決まっていないが、石勝線の夕張—新夕張間も、夕張市長から廃線の提案があり、JR北海道から鉄道事業廃止の申し入れが正式にされている。また、高波や台風の被害でバス代行輸送中の日高線の鵡川(むかわ)—様似(さまに)間は、廃線が正式に決まっているわけではないが、JR北海道では復旧の断念を沿線自治体に説明している。
では、今後、廃線になる路線や区間が出てきた場合、生活に不便さが生まれないような対策はされるのだろうか。JR北海道広報部によると、
「どの場合も、今後の協議となるため、具体的にお話しできる段階ではないのですが、廃止される路線の代わりになるバスなどの交通体系の確立や、さらなる地域振興への支援などについて、沿線自治体の皆さまのご意見を十分に反映して、できる限りの協力をするため、協議を進めていきたいです」という。
現在、北海道内で廃止が正式に決まっている路線、区間はないが、「廃線」ということになったときには、早朝と夜間に増毛—留萌間を走る乗り合いタクシーのように、地域のニーズに合った自治体とJRのサポートが形になることを期待したい。
●取材協力
・JR北海道
・増毛町役場
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