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日本一の「餃子好き」はどこの市民なのか?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.11.01 17:45
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2013年11月3日・4日に静岡・裾野市で「全国餃子祭り」が開かれる。今年で4回目で、地元「すその水ギョーザ」のほか、長野の「信州伊那餃子」や三重の「津ぎょうざ」など8種類の餃子が全国から集う。

宇都宮みんみん(kimishowotaさん撮影)
みんみんの餃子・2人前 宇都宮駅ビル内

餃子といえば、その消費量から栃木・宇都宮と静岡・浜松がツートップと言われる。15年連続日本一だった宇都宮は、2011年と12年に浜松にトップを譲ったが、13年には再び奪還した。

この2市の「争い」に割り込もうとしているのが裾野市だ。朝日新聞によると02年に裾野市の職員が独自に調査したデータでは、人口1万人あたりの餃子取扱い飲食店は、宇都宮の4.45軒を上回る6.04軒だったという。

また、裾野市内の大手スーパーの惣菜売り上げは餃子が1位だったこともあり、思い切って「裾野市民は日本一の餃子好き」と結論づけた。ただ、認知度は2市にはまだまだ及んでいないのが現状だ。

しかし、これには他市も黙っていない。宇都宮や浜松はもちろんのこと、質で勝負と九州の飲食店も名乗りを上げる。口コミグルメサイト「食べログ」の全国餃子TOP100では、点数順で1位(五十番)と2位(餃子兄弟)のほか、7位・9位・10位にも福岡の店が入る。

福岡の餃子(veroyamaさん撮影)
旭軒の餃子

味の日本一は好みに左右されるので、比べることは難しい。しかし口コミ点数が高いということは、地元に熱心なファンがたくさんいるということだろう。「餃子好き市民」の資格が十分ありそうだ。しかし元々は中国の点心料理である餃子をめぐって、本場を差し置いて各地が「日本一」を競っているのは何とも微笑ましい気がする。

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