ツバメが減っている? その理由は空き家の増加にある!?

2015年5月30日 11:00

あなたはもう、今年のツバメを見た? 東南アジアから数千kmの距離を渡って日本に戻り、子育てをするツバメは害虫を食べる益鳥として、商売繁盛の吉兆として歓迎されてきたのだが、最近はその数が大きく減っているという。何が起こっているのか、ツバメ事情をご紹介しよう。
ツバメが減っている!? 40年前の半分以下というデータも

昨年ヒナを育てていた巣に、今年もツバメたちが戻ってきた(上記写真は昨年の様子)。これは、筆者の自宅(大阪府吹田市)最寄駅と隣接する商業施設との通路に設置された非常灯の上、とても人通りの多い場所につくられた巣だ。昨年はヒナたちにせっせとエサを運ぶ親鳥の姿を見かけたし、今年も卵を温めている様子なので、もうすぐヒナが誕生するだろう(5月中旬時点)。

しかし、なぜこんな場所に?と思い、ツバメのことを調べてみると、どうやらツバメの数が減っているようなのだ。日本野鳥の会・自然保護室の荒さんに、ツバメ事情について伺ってみた。

「ツバメは冬場を南の国で過ごし、春先に日本へと戻ってきて産卵と子育てを行います。渡りは単独で行い、まずオスが先に戻ってきて、前年の巣が残っていればその側でメスの到着を待つのです。昔から"幸福の鳥"として親しまれてきたツバメですが近年は数が減り、40年前と比べると半分まで減少しているという調査データもあります。その理由はいくつか考えられます。

・都市近郊では田畑が減ることで、エサとなる虫が少なくなった
・軒先のある住宅が減り、巣材の泥が付着しにくい防汚加工をされた外壁材が増え、巣づくりが難しくなった
・カラスなどの天敵により卵やヒナが襲われてしまう
・フンが落ちて汚いと思う人間によって、巣が落とされてしまうケースが増えている

などです。大阪には"つばめ通"と呼ばれる商店街もありますが、ここも飛来数は減っているようです」とのこと。

都市や住宅環境の変化によって、ツバメの暮らしにくい街が増えているということなのだろうか? 早速「つばめ通」を訪ねてみた。

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