京大がある「百万遍」、地名の由来は700年前の大疫病
2015.03.14 07:05
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年3月6日放送で、京都の地名「百万遍(ひゃくまんべん)」の由来について取り上げていました。
京都の地名「百万遍(ひゃくまんべん)」。東大路通と今出川通が交差するあたりにあり、京都大学があることでも知られています。
この「百万遍」という地名の由来は何なのか、気になるところですよね。
その舞台となるのは、百万遍交差点からすぐのところにある「大本山 百万遍 知恩寺」です。知恩寺は、法然上人の弟子・源智上人が師の恩徳をしのび、"恩を知る寺"として建立した寺です。
百万遍の由来は1331年にさかのぼります。京都の町で大きな地震が起こり、その際に疫病が流行り、たくさんの方が亡くなりました。鴨川の河原に病死された方の遺体の山ができるほどで、ひどい惨状だったそうです。