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京都のソウルフードは意外にも「パン」! 地元民がこよなく愛する「カルネ」って?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.03.20 07:00
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京都で「食」といえば、やはり伝統を誇る和食!......というイメージが強い方も多いだろうが、意外な名物が、実は「パン」なのだという。

総務省の統計によれば、京都市民が1年間にパンにかける金額は3万6119円と、主要都市では神戸市に続く全国No.2(2013年)。京都人は日本有数の「パン好き」なのだ。それだけに、京都は実力派パン屋が軒を連ねる。

KADOKAWA メディアファクトリーから刊行中の『ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく京都』(漫画・てらいまき、案内人・吉田志帆)によれば、そんな「パン激戦区」京都で、地元民から「ソウルフード」と呼ばれる一品があるのだとか。

『まんぷく京都』より
『まんぷく京都』より

それが、1948年創業の老舗ベーカリー「SIZUYA(志津屋)」の「カルネ」だ。

SIZUYAは京都で実に20店舗以上を展開し、地元ではその名を知らない人はいないといわれるほど。カルネはそんなSIZUYAの看板商品で、「マーガリンがぬってあるやわらかいパン」で、ボンレスハムをサンドしている。生のオニオンスライスがアクセントになっているという。

そのまま食べるもよし、焼いて食べるもよし。『まんぷく京都』の作者で根っからの京都人であるてらいさんも、子どものころからこよなく愛してきた一品だという。やはり京都出身の女優・杉本彩さんも、以前ブログで「私の胃袋を掴んで放しません」と愛を高らかに語ったことがある。値段もお手頃160円(本書注:2013年12月時点)。

ほかにもSIZUYAには、フランスパンでボンレスハムとプロセスチーズをサンドした「カスクート」(350円)や、食べ応えたっぷりの「元祖ビーフカツサンド」(450円)などのメニューがある。いずれ劣らず、地元から親しまれてきた「京都パン」だ。

『ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく京都』表紙
『ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく京都』表紙

もちろん、SIZUYA以外にも京都には見逃せないパン処が多く存在する。上記の『まんぷく京都』ではこうした京都の注目パン屋を、「パン消費量1位はゆずれなーいっっ」(同書より)と叫ぶてらいさん、そして京都通のグルメライター・吉田さんが紹介している。

パン屋の他に登場するお店も、鶏料理、ラーメン、飲み屋、スイーツといった、ステレオタイプな京都の「食」へのイメージを変えてくれそうなセレクトだ。


同書は、各地の食を紹介した「ご当地グルメコミックエッセイ まんぷくシリーズ」の1冊。3月20日には最新刊『まんぷく東京』も発売される。

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