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リストラから生き残った大阪府ゆるキャラ・モッピー、今度は権利関係で名前剥奪...「ぼくに名前をつけてね」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.07.04 18:16
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大阪府が広報キャラクターの名前を募集している。募集期間は2014年7月14日まで。応募はインターネットまたはハガキで。最優秀提案1点には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの1デイパスが贈呈される。

大阪府ウェブサイトより
大阪府ウェブサイトより

このキャラクターは、1997年、なみはや国体のキャラクターとして華々しくデビューした。大阪府の鳥である「もず」をモチーフとしていることから、「モッピー」と名付けられていた。

Jタウンネット2014年4月26日おさんぽコラムの記事でも紹介したとおり、同府内にゆるキャラが45体と乱立状態にあることから、いわゆる「仕分け」が断行され、この「モッピー」がメインキャラクターとなることが決まった。

今まで正直鳴かず飛ばずだったモッピーだが、ここに来て飛躍の大チャンス。「仕分け」されてしまった仲間たちの分まで活躍を誓っていたのだが、ところが1カ月ほどで、急きょ改名することになったのだ。大阪府のウェブサイトには次のように記されている。

デビュー20周年を記念し、大阪の広報のためにさらに活躍するため、改名することにしました!子どもから大人まで、みんなに親しまれ、呼びやすい名前をつけてください!

「デビュー20周年を記念し」とは銘打っているものの、その理由は実は商標の問題だった。

大阪府にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)内には、セサミ・ストリートの人気キャラ「モッピー」がいて、さまざまなグッズを販売するショップもある。しかもそちらは、USJ限定キャラとして後発にもかかわらず、2011年9月に商標登録を済ませていたのだ。

17年前のなみはや国体の際に、大阪府は商標登録をしてなかったらしい。

「USJとコラボしたらエエのに」という大胆な意見もある。最優秀賞にはUSJの1デイパスが提供されるようだが...。

この際だから、デザインも変えたら、という鋭い指摘もあった。

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