もようづくし

2020年5月 9日 14:00

   私たちの身の回りは、さまざまな模様で彩られています。古くから人間は、そのいとなみの中で数々の模様を考案してきました。また、自然界へ目を向ければ、個性的な形や色による模様があふれていることにも気づかされます。人がこうした身の回りの造形に触発されて生み出した模様も少なくありません。やがて模様は単なる飾りを超え、そこに祈りが込められたり、呪術的な力を持たせられたりしながら、私たちの生活に寄り添ってきました。しかし、近代以降の美術の世界では、生活から美術が切り離されて「アート」としての自律性が重要視されたことから、模様の存在は工芸やデザインの分野とともに軽視されがちでした。一方で、模様を美術の一要素として積極的に用いたり、「用の美」を重んじ、その復権を求めたりした作家によって、模様の表現は根強く展開されてきました。そして現代では、伝統的な技法を踏襲しながら模様を生まれ変わらせた作品や、素材の模様に着目した作品、抽象画の領域において限りなく模様に近い表情を見せる作品、模様をひとつの記号や象徴として活用したコンセプチュアルな作品など、個々のジャンルを超えて増殖するかのように、模様の世界は多様な広がりを見せています。この展覧会では、当館所蔵品を中心に、県立紀伊風土記の丘、県立博物館、市立博物館、県立自然博物館からの協力も得て、色々な角度から私たちの世界をとりまく模様にアプローチし、美術表現としてのその可能性についても再考します。

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会期

2020年4月25日(土) ~ 6月28日(日)

会場

和歌山県立近代美術館

所在地

〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上1-4-14

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