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【注意!】岩手県で「ツキノワグマ注意報」発令中

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.05.07 19:44
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ツキノワグマの出没に関する注意報」が、2014年3月18日、岩手県から発令されている。それによると、ブナの実の結実状況が、ツキノワグマの人里への出没に深く関わっていて、ブナの実が豊作の年は出没が少なく、凶作の年には多い傾向があるとのこと。

またブナは、大豊作の翌年にはほとんど実をつけないことが、経験的に分かっている。2013年、岩手県内の奥羽山系のブナは大豊作だった。ということは、今年は凶作になることがほぼ確実と見られている。

今年は、クマが出没する可能性が高く、食物を探して動き回り、人里周辺にひんぱんに現れるものと予測される。4月28日現在、既に2件2名がツキノワグマの被害に遭遇した。岩手県ではウェブサイトで新たに注意を呼びかけている。

岩手県 ウェブサイトより
岩手県 ウェブサイトより

春は、冬眠から覚めたツキノワグマが餌を求めて動き回る時期。十分な対策をとり、被害を防止しようとのこと。具体的には、次のような注意点が記されている。

・地域の出没情報や被害情報をよく確認する。
・クマの出没しやすい場所や、朝夕の時間帯の入山は避け、単独で行動しない。
・クマの糞や足跡、子グマを見たら引き返す。
・鈴やラジオなど、音の出るものを携行し、渓流沿いや強風時など、クマに音が届きにくい状況では特に気をつける。
・もしもクマに遭ってしまったら、クマを刺激しないようゆっくりと背中を見せずに後退すること。荷物をそっと置いてクマの注意をそらすのも有効です。
・残飯や廃棄野菜などのクマの餌となるようなものを放置しない。カキなどの果樹は適期が来たらなるべくすみやかに収穫する。
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