「南海」と聞いて思い浮かべる地域は、人によって全然違うらしい

2020年3月27日 11:00

同じ「南海」でも、こんなに意味が違う?

地震学者が思ってる「南海」
地震学者が思ってる「南海」

投稿者のきゅーむさんが、「南海」のイメージ差を考えたきっかけは、何だったのだろう? Jタウンネット編集部の質問にこう答えた。

「こだわりが特別あるわけではないのですが、同じ『南海』という単語でもそれぞれ意味が違うことがふと思い浮かびました」

それにしても、こんなに分かれるとは?

まず、地震学者が思ってる「南海」とは、やはり「南海トラフ」だ。南海トラフは、四国の南の海底にある深い溝(トラフ)のこと。南海トラフの各所では、マグニチュード8クラスの巨大地震が、約100年から200年ごとに発生している。なんだか大きな地震が発生するかもしれない、と警戒されている。こんな「南海」は嫌だ、という人もいるだろう。

鉄道マニアが思ってる「南海」
鉄道マニアが思ってる「南海」

また鉄道マニアが思ってるのは、間違いなく「南海電鉄」だろう。大阪ミナミの難波と和歌山・関西空港・高野山などを結ぶ鉄道を経営する大手私鉄だ。一般的には「南海」もしくは「南海電鉄」と略されるほか、「南海電車」とも呼ばれる。南海本線とその支線群を含む「南海線」と、「高野線」の2つに分かれており、総営業キロは154キロに及ぶ。

放送マニアが思ってる「南海」
放送マニアが思ってる「南海」

一方、放送マニアが思ってる「南海」は「南海放送」である。愛媛県松山市に本社を置き、愛媛県を放送対象地域とした中波放送(AMラジオ放送)事業とテレビジョン放送事業を兼営している。南海放送の「なんかい」は伊予弁で、意味は「なんですか?」ということらしい。

なお投稿者のきゅーむさんは、放送マニアであり受信マニアでもある。「私自身は愛知県出身で現在は東京在住ですので、南海放送との関わりはあまりないのですが、 山口県を訪れた際、高台で南海放送のテレビの電波を拾った際は感動しましたね」と語っている。

そして、お笑い好きにとって「南海」と言えば、ご存じ「南海キャンディーズ」だろう。山里亮太(通称山ちゃん)と山崎静代(通称しずちゃん)のコンビは、どちらも人気者で、あまりにも知られた存在なので、ここでは省略させていただこう。それより、こんな声が聞こえてきた......。

「ちょっと、待った! 南海と言えば、南海ホークスやろ!!」

「忘れるな!」などといった、荒々しいヤジまで飛んできそうだ。

「南海ホークス」は、現在の福岡ソフトバンクホークスの前身で、1947年から1988年まで存在したプロ野球チームだ。親会社は南海電気鉄道、本拠地は大阪市・難波の大阪球場だった。20年2月に亡くなった野村克也さんも在籍し、9回の本塁打王を獲得し、そのうちの1回は三冠王という輝かしい記録を残している。

当時のホークスの指揮を執っていたのは鶴岡一人さんで、優勝9回(うち日本一が2回)、2位9回、勝率.609という記録を達成しており、南海ホークス黄金時代を築いた名監督だ。キャッチャー野村をはじめ、ピッチャー杉浦忠、ジョー・スタンカなど、数々の名選手が活躍した。大阪の野球ファンにとっては、「南海」と言えば、「南海ホークス」しか考えられない時代があったようだ。

ツイッターにはこんな声も寄せられている。

「バイク乗りにとっての南海は『南海部品』である」
船乗りの南海は『南海フェリー』 食通の南海は『南海グリル』 いずれも関西」
「一般人『難解だ』」

ちょっとディープな世界に入り込んでしまいそうだ。

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