宮城・浦戸に菜の花畑を復活させるプロジェクト ボランティア募集中
2014.01.17 12:49
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2013年12月20日放送の「がんばろう!宮城」のコーナーで、浦戸諸島に菜の花畑を復活させようというプロジェクトの様子について取材していました。
東日本大震災で多くの被害を受けた宮城県塩釜市。浦戸地区に一面に広がる菜の花畑を復活させようと、オリンピック女子モーグル元日本代表の畑中さんが中心となって「仙台白菜 うらと菜の花プロジェクト」を行っています。
今回は、市と漁業組合が企画している「浦戸漁業体験ツアー」に参加したお客さんにもお手伝いしていただきました。ツアーは、伝統的な海苔すきや牡蠣剥きなどの漁業体験をしてもらい、島の人たちとの交流と島の魅力を伝えるPRイベントです。
40人が参加し、慣れない手つきながらも楽しそうに体験していました。教える漁師さんも「楽しみながら教えることで、伝わるものもあるのかな」と話していました。
菜の花畑は9月から畑の整備を行い、種を蒔きました。ヨシの根が多く生えていて、抜いても抜いてもまだまだあるという状況。水はけの良いところと悪いところでの生育の違いなどに戸惑っているそうです。
始めてすぐに上手くいかないことはわかっているので、多くの人々に協力していただいてプロジェクトを継続していきたいと畑中さんはお話していました。菜の花が咲くのは来年の春。ボランティアを随時募集しているそうです。(ライター:Jessy)