JAXAが治験参加者募集、協力費は38万円! 宇宙を模擬した「閉鎖環境」で2週間生活です
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は長期間閉鎖環境で暮らす際のココロの動きを調べるため、被験者の募集を行っている。
今回の試験は「宇宙を模擬した閉鎖環境下でココロの動きを探る」第3弾で、JAXAの「閉鎖環境適応訓練設備」に13泊14日間滞在する。
被験者募集の委託を受けている医学ボランティア会JCVNによると、第1・2弾ともに好評だったという。一部では前回の倍率が550倍だったという情報も。
それもそのはず、協力費はなんと総額38万円!
しかし2週間も閉鎖環境で過ごすというのは、想像よりはるかに辛いに違いない。私物を持ち込むことも出来ないため、家でごろごろ・だらだらするのとはわけが違う。
これを知ったツイッターユーザーたちの反応は様々。
今年もきたぞ、JAXAの治験。「長期間閉鎖環境」での「ココロ」の動きを調べるという何ともタフな実験だ。報酬は38万円、今世はまさに大宇宙時代 pic.twitter.com/Q6TI5ntouy
— ジャ (@ngooooooooooo) 2016年10月20日
むかし登録した治験のメルマガがいまも届くのだが、これすごくない!? あーフリーターに戻りたい~!
— シロツグ (@siro2gu) 2016年10月17日
【宇宙を模擬した閉鎖環境下でココロの動きを探る】
13泊14日間「閉鎖環境適応訓練設備」に滞在します。
●場所:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
●協力費:380,000円(総額)
JAXAの治験のバイトさ、時給にした安すぎじゃない??
— 普賢丙提督@PSVR開始 (@fugen777) 2016年10月21日
13泊14日って事は、時間にしたら24Hx14日=336時間
報酬が38万だから、時給にすると1,130円だよ。
深夜割り増しとか考えたら、全然割りに合わないんだけど...
宇宙大好きな人向けだからなのかどうか( ?ω? ) pic.twitter.com/Uq3BbIGzyw
参加条件は20歳から55歳の健康な男性で、データ分析の都合上、現段階で女性は参加できないという。参加できる人数には限りがあり、対象に当てはまっていれば必ず参加できるわけではない。
本人の検査結果は開示されないが、試験全体の学術的な結果は論文などの形で数年後に発表される予定だそう。
実施場所はJAXAの筑波宇宙センター。応募期間は2016年10月13日から26日。