バルコニーでプール遊びってOK?NG?

2013年7月15日 06:00

暑い夏、小さな子どもをプールまで連れて行くのも大変。「そうだ!マンションのバルコニーにビニールプールを置いて遊ばせればラクちん」と思いついたあなた、それ、管理規約でNGかもしれませんよ。

バルコニーで何をするとNGなのかは物件次第

それぞれの住戸についているバルコニー。だけど、実はココ、購入者が自由に使える「専有部分」ではなく、原則としてマンションの区分所有者全員の「共用部分」。廊下や階段、エントランスなどと同様なのだ。バルコニーの場合は各住戸の住人が専用で使うことができるのだが、だからといって何でもOKというわけではない。では、バルコニーでしていいこと、ダメなことって何だろう?

バルコニーの使用方法については、管理規約の使用細則に明記されているが、やってはいけないことがいくつか漠然と列挙されているだけで、書かれていないことをやっていいのかは分かりにくい。住んでいるのが賃貸マンションの場合は、オーナーが定めたルールが基本になる。

何がいいのか、ダメなのかは、近隣に迷惑をかけない、万が一のときの避難経路になる、建物に傷をつけない、外観を変えて全体の資産価値を下げないなど、"常識の範囲での使用"かどうかがポイント。その常識のラインを超えた場合、管理組合から注意があったり、それをきっかけに細かなルールができたり、解決しない場合は裁判に持ち込まれたりということになる。

だから、バルコニーでのプール遊びもケースバイケース。小さな子どもが1人で短時間、静かに遊んでいる程度なら問題にはならなさそうだけど、「長時間大きな声で騒ぐ」「遊んだ後にプールの水をそのままバルコニーの床にまいて流す」など、近隣に迷惑がかかる使い方はNGと考えたほうがいいだろう。(流す場合は、側溝の脇にプールをもっていき、雨といに水があふれないように、ゆっくりと流すようにする。)

BBQ、サンルームに改装etc.いろいろあるNG例

では、トラブルになったり禁止されたりしたNG例には、どんなものがあるのだろう。マンション管理に詳しい不動産・住生活ライターの高田七穂さんに話を聞いてみた。

「バルコニーが広い物件が増えたせいか、最近多いのはバーベキュー。匂いや煙が上階にあがって、クレームになるケースが多く、火の粉が舞って危険なのでNGです。バーベキューを使用細則で禁止しているマンションもあります。また、花火をやった人もいて、これはルールの有無にかかわらず非常に危険な行為なので問題外。ペットをバルコニーで放し飼いにしている例もありますが、たとえペット可のマンションでも『専有部分で飼育する』とルールが決められているはず。そもそもバルコニーは専有部分ではないですし、鳴き声がトラブルのもとになります」

バルコニーには火災など万が一のときの避難経路という役割もある。この役割を果たせなくなるような使い方はもちろんNGだ。

「避難ハッチを人工芝や物置、鉢植えなどでふさいでしまうのはNGです。また、隣戸とのバルコニーを仕切っている隔板(へだていた)は、いざというときに蹴破って避難経路をつくるためのもの。この隔板の前にトレリス(植物を伝い絡ませるための垣や棚)を設置してバラなどの植物を栽培していたケース、物置を置いていたケースなどがトラブルに発展しています。バルコニーをサンルームに改造してしまったケースもありますが、これは安全面だけでなく、マンションの外観にも影響することなので裁判になりました」

入居者が専用で使えるバルコニーとはいえ、マンションは共同生活。近隣に迷惑をかけないように配慮することが大切なのだ。「こんな使い方をしてもいいのかな?」と思ったときは、まずは管理会社に問い合わせてみよう。
                            

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