収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

2019年5月27日 10:38

   主旨兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来収集してきた190万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、よく似た種類を比較分類するためのセットとして、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相は気楽に見学してもらうことができませんでした。そこで昨年度から、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料から進化や自然、地球の成り立ち、まちの景観形成などについて読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を始めました。今年は毎月1回、さまざまなテーマの全8回を予定しています。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説いたします。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説いたします。関連のイベント・解説も同時に開催することで、標本が存在する意義を多様な観点からわかりやすく発信します。概要実施回数:全8回日時:令和元年5月~12月の毎月1回13時00分~16時30分(10月のみ11時00分~16時00分)場所:兵庫県立人と自然の博物館4階ひとはくサロン等申し込み:不要参加費:無料(ただし観覧料は必要)対象:対象は広く一般とします各回のテーマ(担当研究員)第1回5月12日(日曜日)「スミレの世界」(高野温子)第2回6月9日(日曜日)「川虫の世界」(三橋弘宗)第3回7月14日(日曜日)「干潟のカニ大集合」(三橋弘宗)第4回8月12日(月曜日・休日)「地球のカケラから何がわかる?」(生野賢司・加藤茂弘)第5回9月8日(日曜日)「化石レプリカでたどる象の進化」(三枝春生)第6回10月27日(日曜日)「いろんなキノコとコケを見てみよう」(秋山弘之・高野温子)第7回11月10日(日曜日)「タンガニイカ湖シクリッドの世界」(高橋鉄美)第8回12月8日(日曜日)「古地図ですごろく」(福本優)

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会期

2019年5月12日(日) ~ 12月8日(日)

会場

兵庫県立人と自然の博物館

所在地

〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目

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