断崖絶壁に立つ「小便小僧」の謎 徳島の山奥、深さ200mの谷底に向かって...
2019.05.02 20:00
断崖絶壁に「小便小僧」が立っている。「危ない!」「気持ちよさそう」など、感想はさまざまだろうが、なんともシュールな構図であることは確かだ。
ここは徳島県三好市池田町、祖谷渓(いやだに、いやけい)である。
観光名所として知られる「小歩危(こぼけ)」から約5キロ東に位置する、祖谷街道(県道32号)で一番の難所で、「七曲(ななまがり)」と呼ばれている。深く切り込んだV字型の渓谷の下を、祖谷川が大きく蛇行している。見下ろすと、目もくらむような高さだ。
小便小僧といえば、ベルギーのブリュッセルにある、あまりにも有名な観光スポットだ。日本三大秘境とも呼ばれる祖谷渓に、いったい、なぜ、小便小僧? Jタウンネット編集部が詳しい話を聞いてみた。