「幸福の科学カードゲーム」遊んでみた 世界観はともかく...本格ルールに熱中!

2018年10月28日 12:00

宗教法人「幸福の科学」の関連企業「幸福の科学出版」が2010年に発売したトレーディングカードゲーム「ワールドゲイナー」。発売から既に8年が経つが、宗教法人の関連企業が発売したカードゲームとしてインターネット上では時折、その存在がちょっとした話題になる。

スターターパックのパッケージ
スターターパックのパッケージ

そもそも何故、幸福の科学出版がカードゲームを発売することになったのか。発売から8年、今でも販売されている「ワールドゲイナー」の反響について取材。そして、かつて筆者が興味本位で購入したカード(押し入れに眠っていた)で実際にプレーしてみた。

大川総裁の本の宇宙人がカードに

「ワールドゲイナー」は2010年12月に発売された対戦型宇宙人トレーディングカードゲーム。今回遊ぶのはその「レアカード付き」スターターパックだ。

大川総裁が記した「宇宙の法入門」、「宇宙人との対話」、「宇宙人リーディング」を参考に現在から過去まで地球に飛来したとされる実在の宇宙人をキャラクター化し、カードゲームにしたものだ。

ただ、カードでバトルするだけでなく、そのバックボーンとなる物語もある。説明書によると、

「自分の住む星を自分の望むような世界にしたいと願う宇宙人。宇宙人たちは、その思想の違いにより、『太陽系連合』『プレディアス星系連合』『ゼータ星系連合』の3つに分かれ、競い合っていました。争いを治め、星を統一する思想を決めるために、自分たちの特性を星神力(スタン)という不思議な力を持つカードに託し、バトルで決めることにしました」

との内容だ。ゲームのルールもこれに沿って作られているため、知っているとより楽しめるだろう。

3種類のカード。右上のじゃんけんマークがあることで力関係がわかりやすい。
3種類のカード。右上のじゃんけんマークがあることで力関係がわかりやすい。

カードの種類は物語に登場する「太陽系連合」「プレディアス星系連合」「ゼータ星系連合」の3種類があり、それぞれ右上にじゃんけんのグーチョキパーが書かれており、これが力関係となる。

力関係の強いカードを使って相手のフィールドを奪い、15ポイントを先取するか、すべてを獲得したら勝利となる。例えば「ゼータ星系連合」は「太陽系連合」に強く後者にカードを奪われないが、「プレディアス星系連合」には弱いため、コストが下回っていても取られてしまう。

それぞれのカードの特性のほか、大川総裁の参考文献からの引用がある。
それぞれのカードの特性のほか、大川総裁の参考文献からの引用がある。

カードのスタンバイ方法など細かいルールもあるが、それらの説明は割愛させていただく。

ということで、我らがJタウンネットのSK編集長を相手に実際にゲームをしてみた。

説明書の裏がフィールドになっており、この上でバトルを行う。

バトルに使うフィールドシート

今回は特別ルールを採用。15ポイントまたは全フィールドの奪い合いではあまりにも時間がかかりすぎるため、先に1つでもバトルフィールドを奪ったら勝利とするサドンデス方式で行う。

不器用な私に代わって頼りになる編集長がシャッフル
不器用な私に代わって頼りになる編集長がシャッフル

カードを振り分けて早速スタート。ルールを把握するのに時間がかかった筆者に比べて、KS編集長はルールを素早く吸収していき、猛攻を仕掛ける。

筆者が苦戦していると、あっという間に編集長のマイフィールドが埋まっていく。

左が筆者、右がKS編集長。陣地がスカスカの筆者に比べて、KS編集長のフィールドは盤石だ。
左が筆者、右がKS編集長。陣地がスカスカの筆者に比べて、KS編集長のフィールドは盤石だ。

ようやくマイフィールドに進出した筆者。しかし、KS編集長の属性を見極めないまま進出してしまったため、万事休す。

マイフィールドの攻防に行くまでもなく敗れてしまった。これがJタウンネット編集長の座に上り詰めた男の強さなのだ。

バトル終了。筆者の下剋上はならず。
バトル終了。筆者の下剋上はならず。

バトル終了後、お互いにこのゲームについての印象を語った。

まずSK編集長は、

「どちらかというと、遊戯王よりデュエルマスターズに似ているルールだね。今回はサドンデス方式だったけど、今度またじっくりプレーしたいな」

とのコメント。かつて自身が遊んでいたカードゲームとの共通点をいち早く見つけ出し、バトルでも生かすレベル高さを見せつけた。

一方、筆者は遊戯王やデュエルマスターズといったカードゲームに触れず成長した寂しい人間。そのためか、ルールの難しさを感じてしまった。しかし、3種類の力関係がじゃんけんで判別できるので、最初にさえ躓かなければ難なく楽しめる印象だ。

少々忘れかけていたが、仮にも宗教法人が絡んだカードゲームなのだ。

何故、本格的なカードゲームの制作に至ったのか。Jタウンネット編集部は2018年10月26日、カードの販売元である幸福の科学出版の担当者に取材を行った。

すべては書籍を読んでもらうため

当時の企画者がすでに在席していなかったが、別の担当者に詳しい話を聞くことができた。

何故、幸福の科学出版がカードゲームを作ることになったのか。担当者の話によるとカードが発売された10年当時、大川総裁の霊感により宇宙人の存在が発見されたそう。大川総裁が「宇宙に関する教え」を始めたタイミングだったという。

「宇宙」に関する書籍は今でこそ20冊程度出されているが、カード発売当時はまだ3冊ほど、

「本の世界観を知ってほしい」

との考えから企画、発売に至った。

幸福の科学出版は「宗教的な使命」があるとしつつ「読書文化の普及」も重要な使命であるという。

そのため、カードゲームがメインではなく、あくまで、

「カードゲームをきっかけに本を読んでいただきたい」

とのスタンスだ。

発売から8年が経ち、今でも販売されている「ワールドゲイナー」。その反響について聞くと、具体的な数字は避けながら「増刷するくらい」の好評は得ているとのこと。

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