震災後のビジネスをどう復興していく 東北から熊本へのメッセージ

2016年8月13日 18:26

地産地消を売りにしたおしゃれなレストラン、地元の人に愛される昔ながらのコーヒー店、店主の顔が見える服屋......。熊本のまちの個性を彩る小規模の飲食店やショップが今、廃業の危機にひんしている。そんな個人商店を支援しようと企画された「熊本大分オープンミーティング」を取材した。
東日本大震災から復興してきた東北の話を聞きたいという声があがった

熊本大分オープンミーティングは「つながりの見えるていねいな支援」をコンセプトに、大分と熊本の商店主たちをサポートする目的で立ち上げられた「OKプロジェクト」のイベントで、6月10日に福岡のHOOD天神をメイン会場とし、熊本・大分・東京の3会場を中継でつなぎ行われた。

主催者である坂口さんは熊本地震が起こったとき、鹿児島にいた。鹿児島の揺れはそれほど大きくなかったが、熊本の友人に連絡をとると状況が深刻であることが分かり、すぐに支援物資を届けた。被災直後に必要なのは水や食料といった物資だが、ニーズは刻一刻と変化していく。その後、どんな支援ができるのか商店主の友人に聞いたところ、「今回の震災でいかに東日本大震災が大変な震災だったか分かった。自分たちは今後どうなっていくのか、5年前の経験を聞いてみたい」という声があがったという。

【画像1】主催者の坂口修一郎さん。2010年から鹿児島で野外イベントGOOD NEIGHBORS JAMBOREEを主催している(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
【画像1】主催者の坂口修一郎さん。2010年から鹿児島で野外イベントGOOD NEIGHBORS JAMBOREEを主催している(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「今回の震災は津波も火災もなく、一見平穏にみえるが実はさまざまなレベルの影響を受けていることが分かった。どこに対して何をサポートすればいいか分かりづらい。そこで、実際に東日本大震災で被災された方の声を聞き、知見を共有することで次のフェーズを考えたいと思いました」(坂口さん)

そこで、以前から関わりのあったイノベーション東北(地域活性化のプロジェクトへ挑戦する人と、参加したい人とをつなぐマッチングプラットフォーム)に声をかけ、今回のイベントが実現したという。

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