EDO⇔TOKYO―版画首都百景―

2020年5月13日 10:00

   このたびの「EDO⇔TOKYO-版画 首都百景-」展では、江戸から明治にかけて目まぐるしく移り変わる都市の風景を、版画を通してご覧いただきます。幕府が開かれて以降、江戸の町は急速に発展し、一〇〇万人を超える大都市に成長を遂げました。町が発展していく中で各所に名所が生まれ、その風景は初代歌川広重(一七九七−一八五八)や葛飾北斎(一七六〇−一八四九)といった浮世絵師達によって表されました。明治時代になり、江戸が東京と改称された後も、首都の風景は描かれ続けます。開国後、西洋の技術・文化が取り入れられた東京には、洋風建築が次々と建てられ、馬車や人力車、鉄道が走るようになります。近代化した街の姿は、「開化絵」として色鮮やかに活写され、文明開化に熱狂する大衆を魅了しました。その一方で、小林清親(一八四七−一九一五)は、従来の浮世絵に陰影法、明暗法などの西洋画の技法を取り入れ、都市の風景を独特の感性で抒情的に写し出しました。光と影の存在を強調した「光線画」と呼ばれるこれらの版画には、江戸の町の情緒が漂い、失われつつある往時の姿を懐かしむ人々の心を惹きつけました。本展では当館の所蔵品の中から、江戸時代後期に風景画の名手とうたわれた初代広重、明治初期に開化絵を多く手がけた三代広重(一八四二−一八九四)、師・清親が始めた光線画を引継ぎ、明治初期の東京の姿を情緒的に描いた井上安治(一八六四−一八八九)などの作品を紹介し、当時の絵師が捉えた、江戸から明治にかけて変化していく街の様相を見ていきます。様々に描かれた首都の姿をお楽しみいただくとともに、近代化に対する賞賛や在りし日の江戸への懐古の情など、大都市に対する人々の想いも感じ取っていただけることでしょう。

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会期

2020年6月20日(土) ~ 8月23日(日)

会場

海の見える杜美術館

所在地

〒739-0481 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701

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