収蔵作品特別企画「灰谷コレクション~画家・灰谷正夫がふれたもの~」 | 画家のコレクションから巡る広島の戦前・戦後美術史

2020年3月24日 10:00

   1907年現在の広島県安芸高田市に生まれた画家・灰谷正夫。1922年、靉光らと印刷所に勤め、共に画家になる決心をします。上阪、上京で絵を学び、帰広してからも印刷所や、写真修整工として中国新聞社で働きます。戦後は自由美術協会を中心に活躍し、画業の傍ら定年まで新聞社に勤めました。当館所蔵の梟コレクション*にも作品が多数あり、広島の前衛美術、戦後美術の歴史を辿る上でも重要な人物の一人です。この度、灰谷のご遺族より灰谷自身の作品と共に灰谷がコレクションしていた作品・資料を寄贈いただき、初公開します。広島フォルム美術協会を共に結成した岩岡貞美、同世代作家の井上長三郎や鶴岡政男、広島で同時代に活躍した作家のほか、現存する作品数が少ない山路商のものと思われる作品や山路が写った写真も多数保管されていました。灰谷自身の作品には、小作品ながらも上京時初入選を果たした頃や、戦後本格的に画業を復活した頃に描かれた油画など、画業における転換期とも言える作品が残っています。広島の美術史を辿る上でも重要な人物の一人である灰谷がふれてきた人やものを通じて、戦前から80年代頃までの広島の美術をご覧いただく機会になると嬉しいです。*広島の画家を紹介、育てることに力を注いだ「画廊梟(1966-86)」のオーナー志條みよ子(1923-2013)のコレクション。

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会期

2020年3月20日(金) ~ 4月19日(日)

会場

アートギャラリーミヤウチ

所在地

〒738-0034 広島県廿日市市宮内4347-2

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