関西人は「味噌」を食べない? 理由は...「だし文化、ソース好き」
2015.03.22 07:25
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年3月10日放送で、「関西の味噌消費量」について取り上げていました。
お味噌には「メラノイジン」という強力な抗酸化作用を持つ物質が含まれていて、がんや高血圧の予防効果があると言われています。1日1杯のみそ汁が長生きへの第一歩につながると言っても過言ではないかもしれません。
ところで、味噌の消費量が低い地域はどこかご存知でしょうか?
実は関西の味噌消費量はとっても低いんです。味噌消費量の地域別ランキングを見ても下位には、大阪市や和歌山市をはじめ関西の都市がずらり。
全国味噌工業協同組合連合会によると、味噌の消費量は東北地方で多く、関西では少ない傾向にあるそうです。これは、関西の食文化が「だし文化」であり、だしをしっかりとる薄味で味噌の使用量が少ないから。また、粉もんの発展により、ソースを用いる料理が多いのも影響していると考えられるそうですよ。