「八丁味噌」ってそもそも何? 発祥地・岡崎の老舗2社、国ブランドから除外

2018年2月 8日 17:00

県の共有財産だとする名古屋の組合を地域ブランドに登録

江戸時代、徳川家康が生まれた岡崎城から西へ八丁(約870m)のところに、八丁村(現・岡崎市八帖町)があった。その地で伝統の味噌を生産し続けているのが、まるや八丁味噌と「カクキュー」ブランドの合資会社八丁味噌の2社だ。

八丁味噌とは、その地名に由来している。製法にもこだわっており、仕込みは木桶を使い、重石には天然石を積み上げるなどしている。

八丁味噌が使われる名古屋メシの1つ、味噌カツ
八丁味噌が使われる名古屋メシの1つ、味噌カツ

農林水産省は、産地と結びついたブランドを知的財産と認める地理的表示保護制度(GI)の導入を進めており、八丁味噌にも白羽の矢を立てた。

老舗2社では、八丁味噌協同組合を結成してGI登録を申請し、本場の厳格な製法のみを八丁味噌と認めるように国に求めた。しかし、国に認められなかったため、申請そのものを取り下げた。GI 登録には、2社を除く県内の醸造業者40社余でつくる県味噌溜醤油工業協同組合(名古屋市)も県の共有財産だとして申請しており、農水省は2017年12月、県味噌溜醤油工業協同組合をGIに登録する判断を下した。

これに対し、老舗2社は、輸出先のヨーロッパでブランド名が使えなくなるとして、国に不服申し立てをする意向だと、18年1月26日に各メディアで報じられた。

ニュースを受けて、ネット上では、2社を支持し、国の考えを批判する書き込みが多くなっている。

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