宿場町のやきもの | -中山道の歴史をうつわでたどる-

2019年10月 3日 10:00

   本展覧会は、中山道が東西を横断し、宿場の風情が色濃く残されている東美濃の地域において、江戸時代後期から明治期にかけて宿場町で使用されていたやきものを紹介する企画展です。江戸時代初期に徳川幕府によって整備が進められた五街道の一つである中山道は、江戸と京都を結び、人・物・情報・文化などを運ぶ大切な役割を担っていました。各宿場町では人馬が配置され、公家や大名といった要人から商人、庶民に至るまで多くの旅人を受け入れてきましたが、明治時代を迎え鉄道が敷かれると、宿場の機能は失われていきました。しかしながら、宿場町を支えた本陣や脇本陣、商家や旅籠などには、現在でも貴重な資料が残されています。今回の展示では、多治見や美濃焼の既存のエリアを抜け出して、馬籠宿から伏見宿まで東美濃の中山道54.8㎞を、当館展示室に凝縮して紹介します。馬籠をはじめとして、中津川市、恵那市、瑞浪市、御嵩町の関係者の皆さまから多大なるご協力を賜り、かつて庄屋だった家に代々保管されてきたうつわや、旅人で賑わった茶屋の美濃焼、商家や旅籠に伝わる有田焼やヨーロッパ陶器など大変貴重な資料をお借りし、多治見の地で公開することができました。本展では、大名や皇女和宮へのおもてなしの様子や、幕末期に活躍した新選組や長州奇兵隊の足跡など、激動の時代を生きた人々の営みも見出すことができます。うつわをたどって、皆さまを中山道の歴史の舞台へとご案内します。

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会期

2019年10月5日(土) ~ 2020年2月2日(日)

会場

多治見市美濃焼ミュージアム

所在地

〒507-0801 岐阜県多治見市東町1-9-27

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