「午前0時のラジオ局」著者&NBC長崎放送アナウンサー、村山仁志さんインタビュー♪
NBC長崎放送のデータ放送情報掲示板「トク3」。そのブログ「トク3のちょっとお耳に入れたいことが。」の記事を、Jタウンネットでも紹介します。
今回は新著を発売したばかりの村山仁志アナウンサーに、執筆の裏側を尋ねています。
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こんにちは!お久しぶりのゆきだるまです。
トク3スタッフが月1回出演させていただいている
NBCラジオ「情報コンビニ午後ゴGO!!」。
先月出演させていただいた際は、番組MCでありながら、
小説家としての活動もされているNBCアナウンサー村山仁志さんに
新刊「午前0時のラジオ局」のインタビューをその場でお願いし、
その場でOKをいただきました♪
聞いていただいていましたか~??
そして、今回そのインタビューが実現しました♪♪
ラジオでは「脱ぎます」宣言していらした村山アナ(笑)。
どういったお話が聞けるのでしょう♪よろしくお願いします!!
デビュー作である前作「パラダイスロスト」で
第1回学研メガミノベル大賞金賞を受賞した村山アナウンサー。
新刊は5年ぶりの発売なのです!
まずは、今回の作品「午前0時のラジオ局」が本として出版されるまで、
どれくらい期間がかかったのでしょう?
村山アナ「第1稿を書いたのが、2年前の春でした。 その時は1ヶ月弱ぐらいでイッキに書き上げました。 なかなか本が出せない状態が続いていたので... 自分の中にあるものを全部イッキに出し切ろうという想いでかきました。」
1ヶ月弱!!この本は300ページ以上もあるんですよ。
それを1ヶ月弱で書きあげるとは...(・_・;)
てっきり、5年弱くらいかけて、ゆーっくり気ままに書いているのかと...(笑)
しかも、現役アナウンサーとしての毎日の仕事をこなす合間に、ってのがスゴイですよね!!
そこで、わたくし単純なギモンがふつふつ...
アナウンサーのお仕事が毎日てんこもりの中で、
いつ!どのようにして!執筆活動に時間を割いていたのでしょう...?
村山アナ「基本的には睡眠時間を削って夜中に書きました(笑)。 あとは土日にですね。土日が仕事であることも多いのですが... とにかく、家族には申し訳ないけれども、小説を書く時間にあてさせてもらいました。」
なんと!!睡眠時間を!!
私なんてお仕事が終わって自宅に着くと、
「はぁ~疲れたぁ~。お風呂入って、はよねよっ」なんですが...(^_^;)
それにしても、『アナウンサー・村山仁志』から『小説家・村山仁志』のスイッチに、
パチッと切り替わるものなんでしょうか?
村山アナ「自分のなかに、あまり境目はないんです。 普段から、何をやっていても基本的にアナウンサーの目で見ていたり、 小説家の目で見ていたりするんです。 「ああ、この体験はラジオで5分間喋れるなぁ」とか「小説のネタになるなぁ」とか 考えながら毎日を暮らしている気がします。 だから、そういう意味では、24時間ぜんぶ創作に費やしているような感じがしますね。 同じ出来事の中でも、これはラジオ向き、テレビ向き、小説向き、頭の中でと考えながら暮らしています。」
毎週月~木曜、正午から16:00までラジオの生放送をこなす村山アナ。
毎日数時間も話していたら、ネタなんてすぐ切れちゃいそうですよね!
常にアンテナを張ってないとできないお仕事です。
そして村山アナの頭の中には引き出しがあって、
出来事を「アナウンサーの引き出し」「小説家の引き出し」「どっちにも使える引き出し」なんて、自然と仕分けられてるのかも!!
ラジオ生放送中に、サッと引き出しから出せるのもスゴイですよね~(●^o^●)
そして、今回の小説でやっぱり注目してもらいたいのは、
ラジオ局のリアリティな描写!!!
村山アナ「今回は初めてラジオ局を舞台にした物語を書いたのですが、これまでの自分のアナウンサーや記者としてのテレビ、ラジオ、その放送局で暮らしてきた自分の中の蓄積が、かなり発揮されている部分があると思います」
ラジオ番組のMCもつとめる現役アナウンサーによる、ラジオ局が舞台の物語!!!
まさに!村山アナだからこそ書けた作品ということです♪
村山アナ「放送局を舞台にした小説はほかにもあると思うんですけれども、 このラジオ局の臨場感とか、物語の中で出てくるラジオ番組の雰囲気、 それから実況中継の練習風景など 現場を体験した人間にしか書けない空気感というのがあると思っています。」
どうですか~皆さん!!
小説を楽しむのはもちろん、「へぇ!ラジオってこうやって作られるのか!」なんて
ちょっとした社会科見学のような、また違った目線で見ても楽しいかもしれませんよ♪
次回に続きます~(*^_^*)
もっと深~いトコロや、裏話も聞いちゃいますよ♪
お楽しみに!!