「こたつ所有率」日本一低いのはなんと北海道! 理由は?
2014.02.07 18:54
日本の冬に欠かせないのが、こたつだ。ところが意外にも、その普及具合にはかなりの「地域差」があるという。しかも驚くことに、「日本一こたつを使っていない」のは、北国・北海道だというのだ。
気象情報会社のウェザーニュースが2014年2月5日に発表した「冬の暖房事情調査」によれば、47都道府県別でこたつ所有率が全国トップなのが「山梨」の75%。「福島」と「長野」がともに72%で、「群馬」が71%、「山形」が70%だった。
いずれも比較的寒い地方で、ここまではまあ納得、という感がある。
しかし前述のとおり、所有率がもっとも低かったのは「北海道」で23%。
というのも本州と比べて格段に寒い北海道は、ガスや石油ストーブで家全体を暖める住居が多い。ふとんの中しか暖められないこたつはあまり必要とされていないようだ。北海道出身の20代女性にこの結果について尋ねると、
「そうだろうと思いますよ。うちもこたつなかったし。北海道の防寒ってすごいですから」
と、さも当然の様子。
次に低かったのは「沖縄」の30%で、以下「東京」(35%)、「神奈川」(38%)、「高知」(40%)と続く。南国の沖縄はエアコンの普及率が高く、マンションの多い東京や神奈川でもこたつ離れが進んでいる。
調査は2013年11月18日に行われ、全国1万7370人から回答が寄せられた。