広島市民「市内に行こう」→他県民「???」 広島では「市内」の定義が他とは違うらしい

2019年12月 9日 20:00

広島市民は広島市にいるのに「市内に行こう」と言うらしい――

こんな噂が、ネット上で囁かれている。

市内とは広島市内のこと。すでに広島市にいるのになんで?と聞きたくなるが、これが広島市民には通じるらしい。ネット掲示板やツイッターでは、

「広島人がいう市内は、広島駅から観音辺りまでだからな」
「SOGOとか本通り周辺の栄えた場所=市内っていう認識!」
「僕の家も一応広島市内のはずなのだが、どう考えても広島市ではないため本通りあたりに出ることを『市内に出る』と言うのだ(切ない)」

といった声があがっている。

広島市民にとっての市内とは(画像はイメージ)
広島市民にとっての市内とは(画像はイメージ)

どうやらこの場合の市内は、広島市でも栄えているスポットを指すらしい。栄えている場所とは1970年代に広島市内だった旧市内のことをいうらしく、「市内=旧市内」と考える人もいるようだ。

広島に住んでいた人たちは...

広島市の中心部だけを指す「市内」という表現。どこまで広島人に馴染みがあるのだろうか。

Jタウンネットでは、かつて広島県に住んでいた3人の社員に話を聞いてみた。

まずは今年3月まで県内の大学に通っていた島根出身の社員A(20代)。学校も住まいも広島市ではなかったといい、

「広島市に行く時は『市内に行く』って言いました」

とのこと。それが中心部だけを指すかどうかはわからないようだ。

続いて大学は広島市外、住まいは広島市だった長崎出身の社員B(30代)に聞いてみた。市内にいながら「市内に行く」ということについて、

「あると思う。自分は言わなかったけど、周囲の人が言ってたと思う」

とのこと。この場合の市内は、広島市最大の歓楽街・流川や広島本通商店街の辺りを指していたという。

最後に、広島出身で中学・高校と広島市に通学していた社員C(30代)に聞くとこんな回答が返ってきた。

「わかる。広島市は広いけど街は狭い。そごうや原爆ドーム、広島城が徒歩圏内にあるし、紙屋町の辺りは建物が密集している」

広島市に遊びに行くとしたら、どうしても中心部の賑やかな場所が多くなる。同じ広島市でも中心から離れたところに住んでいる・生活している人にとっては、こういった地域を「市内」と認識しているのだろう。

普段広島市にいる人ほど「市内に行く」を中心部に行くという意味で使う傾向にあるのかもしれない。

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