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軽井沢に「ビル・ゲイツの別荘?」が建設中 竣工は来年7月とのウワサ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.08.21 17:50
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避暑地として有名な軽井沢に、マイクロソフト会長のビル・ゲイツの別荘が建設中というウワサが広まっている。場所は長野県軽井沢町の長倉千ヶ滝(せんがたき)西区。大正時代に西武グループ創業者が開発し、作家や有名人が夏を過ごした地域だ。

建設地には旧三和銀行が保養所を構えた後、ベンチャー企業がギャラリーを運営していた。近くには、かつて天皇陛下が皇太子時代にご一家で静養の地とされていた千ケ滝プリンスホテルがあったという。

敷地は約6600坪で、東京ドームの建築面積の半分くらいといわれる。建物は地上1階・地下3階建て。小山を削って4階建ての建物を造り、最上階を残して埋め立てる工法を採用し、総工費は約80億円以上とみられている。

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ビル・ゲイツといえば、資産約7兆円といわれる世界第2位の富豪。建設中の建物内部の詳細は不明だが、ネット上には「京風の露店風呂が8つある」「個人美術館も併設される」「屋上にはヘリポート」と妙に具体性のある情報が流れている。

地元の『軽井沢新聞』によると、工事現場は2013年春までテントで覆われていたが、現在は大きなビルがあらわになっているという。6月下旬には建設会社から近隣土地所有者に工期延長の通知が配られ、竣工予定は2014年7月24日と書いてあったとか。

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近隣の知人別荘で夏休みを過ごすKさんも、現場の前を通りがかり「周囲の別荘と比べると明らかに異形。いったい何ができるのだろう」と感じたという。工事現場近くに通年住む住民からも、「ダンプカーが毎日何十台と家の前を通るので騒音や揺れがひどい」という声が上がっている。

条件のいい別荘地はアメリカ国内やヨーロッパにいくらでもありそうなものだが、なぜ日本の軽井沢に別荘を造るのか。「オラクルの創業者ラリー・エリソンも京都に別荘をもっている」という指摘を見かけるが、軽井沢を選ぶ理由にはなっていない。

唯一、「故ジョン・レノンが愛した軽井沢に自分も住みたいからだ」というものだけがそれらしく見えるが、果たして真相はいかに。

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気になる情報もある。「軽井沢ウェブ」によれば、軽井沢新聞編集長の広川小夜子氏がこの別荘の建築主とされる「ピーエムリゾート」を東京・新橋に訪れたところ、住所のビルにはその名前の会社がなかったという。さらに知人の不動産業者が会社の謄本を調べたところ、社長は中国系の人物だったそうだ。

「軽井沢の不動産業者の間では『あれはビル・ゲイツじゃない。買ったのは中国人だ』という噂が広まっていた」
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あと1年もすれば別荘の所有者が誰か明らかになるが、日本のIT長者たちが後に続けば別荘地の価値もあがるだろう。しかし夏の避暑地で平穏な時間を送りたい人には、迷惑なだけの「騒動」に違いない。

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