全国で作ってるのに、なぜ「ういろう=名古屋」なのか?→真相は意外なところに

2015年3月29日 07:22

[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年3月18日放送の全力リサーチのコーナーで、名古屋のういろうを調査していました。

名古屋名物「青柳ういろう」(jetaloneさん撮影、Flickrより)
Aoyagi Uiro 青柳ういろう

種類豊富 定番「名古屋ういろう」

名古屋みやげの定番「ういろう」、全国にいろいろな「ういろう」がありますが、名古屋の「ういろう」がなぜ全国区となったのかを全力リサーチしました。

味噌カツ・味噌煮込み・ひつまぶしなど、今や他県の方をも虜にする名古屋メシの数々。忘れてならない、名古屋人が愛してやまない「ういろう」。

どこへ行くでも買っていく、名古屋市の小学校では給食にも出るなど、地元に密着した「ういろう」。

しかし他県からの観光客の方に聞くと、「ういろうは山口」「小田原にもありますよね」と、「名古屋にも」ある「ういろう」だと思っている方もチラホラ......。

ご当地「ういろう」続々...名古屋がピンチ!?

さらに調べてみると徳島や宮崎など、全国各地にあることがわかりました。果たして「ういろう」はどこの名物なんでしょうか?

各地の「ういろう」の特徴を伺いました。

まずは東海宮崎県人会の上山善富さん。 「名古屋にもあって驚きました。宮崎県のういろうは県内でもごく一部で販売されており、甘くてやわらかいのが特徴です」

続いて徳島県物産協会名古屋支部の山口美智子さん。 「徳島のういろうが一番おいしいですよ。もち米の粉・あずき・和三盆を使用しており、歯ごたえがあります」

次に東海山口県人会の岡部正文さん。「ういろうは山口のもの。材料にはわらび粉を使用しているので、食感ものどごしもつるんとしています」と、皆さん地元のういろうが一番のご様子です。

驚愕の小田原ういろう

最後は小田原ですが、こちらには驚きの事実が!教えてくださったのは株式会社ういろうの社長、外郎武さんです。

外郎家の先祖は1368年に、中国から福岡県の博多にやってきました。その後、息子が京都に行き朝廷で接待役を務めていたそうです。

そこで考案したお菓子が「ういろう」と呼ばれるようになり、その子孫が小田原に移り住み、外郎家を名乗るようになったとのことで、約650年続いている家だそうです。

小田原のういろうはもっちりした食感で、室町時代を想定してかなり甘さを抑えたお菓子となっているのが、他の地方とは違うそうようです。

小田原ういろうのルーツはわかりましたが、各地に名産として「ういろう」が生まれた理由はわからずじまい。しかし名古屋を訪れた観光客に聞くと、やはり「ういろうと言えば名古屋」というイメージという方が多数いらっしゃいました。

「ういろうと言えば名古屋」そのワケとは?

ういろう研究家で名古屋文理大学短期大学部の食物栄養学科の佐藤生一教授によれば、昭和39年に新幹線開業の際に車内ワゴンの販売も許可され、「名古屋名物ういろう」として売り出されたとのこと。

新幹線の開業と日持ちがするようにした企業努力、さらにはあの有名なTVCMも理由となっていました。

「青柳ういろう」で有名な青柳総本家の後藤知成さんによると、「青柳ういろう」のCMは昭和44年から名古屋で放送開始、昭和47年から約5年間全国ネットで放送されたそうです。

誰もが耳にし思わず歌ってしまうCMについて、「名古屋名物として多くの方に知っていただけるきっかけになった」とおっしゃっていました。

他の地方のももちろんおいしいですが、名古屋ういろうが名古屋のソウルフードであることに変わりはありませんね。今日のおやつは「ポポポイのポイ」っとういろうでもいかがでしょうか?(ライター:神谷祐美)

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