山本良比古-緻密な風景を描いた“虹の絵師”

2019年9月20日 10:38

   山本良比古は1960年代から色鮮やかな油彩を制作し「虹の絵師」と呼ばれた画家です。山本は1948年に名古屋で生まれました。聴覚・言語・知的な障がいがあることから特殊学級のある中学校へ進学し、当時の担任であった指導者・川崎昂と出会い、自身の制作活動に大きく手助けを得ながら川崎と二人三脚で活動してきました。山本の絵画の特徴は、緻密な描写と点描による色鮮やかな風景です。当時のメディアは障がいがありながらも卓越した絵画を制作する山本を「虹の絵師」や「第二の山下清」と呼んで話題にしました。しかし、同じく障がいがありながら大衆に愛された画家・山下清がそうであったように、山本は美術業界のなかで画家として正当な評価をされませんでした。本展は山本良比古の中学生時代の初期の作品から、代表的な油彩のほか、素描や版画や陶器の絵付け、また近年再び筆をとり制作した新作などを一堂に展示します。そして、指導にあたった川崎昂が残した資料や、当時取り上げられたメディアの資料などを参照しながら、山本良比古の活動を振り返ります。

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会期

2019年9月28日(土) ~ 12月26日(木)

会場

高浜市やきものの里かわら美術館

所在地

〒444-1325 愛知県高浜市青木町9-6-18

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