意外と疲れる?「非リア充」専用SNS 記者が潜入してみた結果...

2019年1月12日 17:00

「ねぎし」を食べたら...「通報するぞ」

筆者もツイッターやフェイスブックのプライベートアカウントを持っている。写真や短いツイートを投稿するだけなく、フォロワーとの交流もやっている。実際はイケていないからこそ、ついジェントルマンになろうと思ってしまう。

普段の汚くて荒い口調や短気さを隠して、品行方正な「自分」を出している。それで少し疲労を感じているのも否めない。今回挑戦するアンスタクラブはそう言った「偽りの自分」とは決別できる。生命力しか取り柄のない素の自分を出していこう。

筆者のプロフィール
筆者のプロフィール

不快にさせてしまったら申し訳ない。これが筆者のプロフィールだ。ツイッターなどでは顔出しはしていないが、アンスタクラブではやってみた。堂々と公開できる嬉しさも感じる。

ちょうど仕事納めになった2018年12月28日に登録して、その日の夜には最初の投稿を行った。

18年12月28日の投稿
18年12月28日の投稿

筆者が普段作業を行っている机の写真だ。入社からそんなに時を経ていないが、酷い部類ではないかと感じていた。

ツイッターやフェイスブックでは「いいね」やコメントなどのレスポンスをもらえるのは稀。しかし、アンスタクラブでは早々に「ヤバイね」をもらえた。

コメントも2件いただいた。本来なら掃除をしない筆者への叱責などが寄せられるところ、むしろ褒められている。さらに叱られるにしても「キレイすぎる」のを理由にしているあたりアンスタクラブが別世界であると感じさせられる。

18年12月28日の投稿
18年12月28日の投稿

机の後にはこの日の夕食についても投稿した。場所は筆者が月に1度のご褒美で行く「ねぎし」。メニューと場所はイケているが、男2人で行ったので投稿してみた。 4件の「ヤバイね」を頂戴したが、コメントでは反応が良くなかった。アンスタクラブでは通報ボタンとして「リア充ぶってます!」の選択肢が用意されている。そのため少しの幸福が身を削ってしまうのだ。 今回はコメントをしていただいたユーザーの優しさで通報はされなかったが次回からは気を付けなければならない。そして誰かと同じご飯を食べられることは「リア充」なのだ。そのありがたみと幸せを感じた。
18年12月30日の投稿
18年12月30日の投稿

次は日を開けて12月30日。29日の夜に六本木ヒルズ展望台の東京シティビューで開催されていた「藤子不二雄(A)展 -(A)の変コレクション-」に訪れた際の1枚。「ヤバイね」は3件、コメントも「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造の笑い方だけと落ち着いたものであった。

ここまでほぼ1日おきに投稿していたがあることに気づいた。イケてない内容が思いの外見つからない。

それこそ筆者はアンスタクラブでゴミ屋敷を投稿している人も見かけている。汚い自室を投稿しようにも自分では「ヤバイね」と思い込んでいた机が綺麗すぎると言われてしまった。自分をさらけ出すことに躊躇いを覚えて投稿に迷いが生じた。

同時に筆者は思ったよりも「リア充」なのかもしれないと考え直すところもあった。

誰にだって欠点はあるもの。大掃除ついでに実家を細かく探索したが、アンスタクラブに投稿するほど「ヤバイね」と言える場所はないのだ。放置を積み重ねれば足の踏み場もない状態になってしまうのに家はとても綺麗だ。筆者のいない間に掃除をしてくれている家族のおかげと考えると違った意味で申し訳なさを覚える。

イケてることが良いとされる世界で勝手に背比べを始めて僻んでいると自分の周囲が暗く感じてしまう。しかし、良くないことが良いとされる世界に行ってみるとかえって自分の周囲の幸せに気づいた。

知らない間に「ヤバイね」をポジティブに捉えるアンスタクラブの世界の空気に触発されていたのかもしれない。

アンスタクラブに年末年始の様子を投稿してみようと編集長に相談した時は全く想像もつかなかった考えの変化に筆者が何より驚いている。自分の不幸だと思う考えに囚われて何もかもが上手くいかない。そんなときこそアンスタクラブに向かってポジティブに発信してみる。こういう使い方も良いのかもしれない。

(Jタウンネット編集部 大山雄也)

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