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弁当についてた〝ダジャレ箸袋〟に7.8万人総ツッコミ 「やかましいわ」「太宰の地元だからなせる業」

福田 週人

福田 週人

2024.12.28 11:00
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きっかけは太宰治生誕100周年

取材に応じた同店理事の辻悦子さんによると、話題になった「はしいれメロス」の箸袋は、カフェがオープンした2009年4月から使用している。

名前の由来はもちろん「箸入れ」と「走れメロス」。最初の登場は、2008年に津軽鉄道および津軽鉄道サポーターズクラブが、翌年の太宰治生誕100周年のプレイベントとして実施した「走れメロスマラソン」でのことだった。

「津軽鉄道の沿線には太宰治記念館『斜陽館』や太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)など、氏に関連する施設がありますので、津軽鉄道の走れメロス号に乗車・回遊していただくきっかけの1つとして実施されたマラソンでした。

その前夜祭に参加者や関係者のパーティーで食事と共におもてなしの一環として提供されたのが、『はしいれメロス』の箸袋です」(辻さん)

太宰治生誕100周年のプレイベントがきっかけ(画像提供:でる・そーれ)
太宰治生誕100周年のプレイベントがきっかけ(画像提供:でる・そーれ)

その後、当時まだ空き店舗だった津軽鉄道本社の1階で営業開始した「でる・そーれ」が関係者から承諾を得たのちに、店内での食事や持ち帰りのお弁当の提供時に「はしいれメロス」の箸袋を添えるようになり現在に至る。

「お客様には大変面白がっていただけていて、特に旅行者はくすっと笑っています。店で食事をした人から『箸袋を持ち帰りたい』という声もあるなど、多くの方から絶妙と喜ばれています」(辻さん)

画像は再掲
画像は再掲

旅の記念に保管しておきたくなる箸袋に、X上では7万8000件のいいね(26日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「こういうの弱い」
「あかん、何回見てもクスって笑ってまう」
「だがっ...嫌いでは...ないっ...!」
「太宰の地元だからなせる業」
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