池袋では「三角コーン」もニットを着させてもらえるらしい 寒いからなの?主催者に聞く
いけふくろうも、もこもこに!
実はこれ、東京都豊島区内で行われている編みもので公園の木々・建物を飾るプロジェクト「としま編んでつなぐまちアート2023」の展示作品なのだ。
Jタウンネット記者は22日、このプロジェクトの主催団体のひとつであるサンシャインシティ(本社=東京都豊島区) のまちづくり推進部に詳しい話を聞いた。
「としま編んでつなぐまちアート2023」では豊島区にゆかりのあるフクロウをイメージした「編みふくろうの森」をテーマに、5000枚超の編み物アートが、イケ・サンパーク、中池袋公園、JR池袋駅など8か所に展示されている。
同社のまちづくり推進部は、池袋のまちを舞台にいつ来ても「なんか面白いこと」が体験できて、多くの人にこのまちを好きになってもらえる活動がしたいと考えていた。
そんなときに海外で行われている、樹木や建築物を編みくるむ「ヤーンボミング」という取り組みがあることを知ったという。
「日本ではあまり知られていない面白いアートを、国際アート・カルチャー都市構想を掲げる豊島区・池袋でもやってみたいと思ったことをきっかけに 2021年からこの取り組みをはじめました。
区民参加型のワークショップなどを通して公共空間を彩ることで、参加者も観る人も豊島区や池袋に愛着を持ってもらえると良いなと思っています」(同社・まちづくり推進部)
今回、豊島区内の「ヤーンボミング」がSNS上で注目を集めたことについて、まちづくり推進部の担当者は次のようにコメントしている。
「『池袋でこんなことをしているんだ!』と色々な方に興味を持っていただきたいと思っていたので、大きな反響をいただき、とても嬉しいです。
投稿をご覧になった方が池袋に実際にお越しいただき、体感してもらえたら嬉しいです」
「としま編んでつなぐまちアート2023」の作品展示は、24年1月31日まで。ほっこりあたたかな気分を味わいたい人は、池袋に足を運んでみては?