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挑戦者求ム!「カンフーシューズ飛ばし世界大会」横浜中華街で開催 ...ってナニその大会?主催者を直撃してみた

大久保 歩

大久保 歩

2022.11.01 08:00
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コツは、ゴルフと一緒?

ちなみに、カンフーシューズは基本的に布製で、靴底がフラットなのが特徴。1、2本の「歯」で支える下駄に比べると、安定していて飛ばしやすそうな気もする。

下駄に比べて靴底がフラットなカンフーシューズ(画像はイメージ)
下駄に比べて靴底がフラットなカンフーシューズ(画像はイメージ)

しかし担当者によれば、カンフーシューズ飛ばしには、下駄にはない「独特の難しさ」があるという。

「靴のカカトを踏んでスリッパの様にシューズを履いて頂き、蹴り出します。
靴下や、シューズと足の大きさのバランスなどによって、靴が足にかかり過ぎたり、かかり足りなかったりすると飛距離に影響がでるので、絶妙な調整が必要になります」

さらに、目線が上向きで顎が上がっているとシューズがまっすぐ飛ばないそうだ。これは「ゴルフと一緒」だそう。まず意識したいコツは、顎を引くこと。

「ゴルフも球を打つ時は球を見ると思います。カンフーシューズ飛ばしも、蹴り出す時に蹴る先の方向を気にするのではなく、目線はできるだけ蹴り出すカンフーシューズに向けた方がしっかり蹴り出せるようです」(同大会担当者)

なかなか奥が深そうな競技である。

老若男女だれでも参加OK!(写真はきたもん会提供)
老若男女だれでも参加OK!(写真はきたもん会提供)

もしかして、日々、カンフーシューズを遠くまで飛ばす鍛錬を積んだ、各国の予選を勝ち抜いた猛者たちがこの大会に集結するのだろうか......?

しかし、担当者はこの「世界大会」の意味するところについて、次のように教えてくれた。

「私が知る限りでは本大会は横浜中華街でのみ実施されておりますので、予選はございません」

ここでしか開催されていないから、ここで勝てば世界一というわけだ。

参加資格は、「自分の脚力でカンフーシューズが蹴れる方なら老若男女どなたでも」。参加受付は当日で、急に思い立った人もチャレンジできる、気軽な大会のようだ。

「将来的にはここ横浜中華街に各国の猛者達が集結して、本当の意味で World Seriesとなればこの上無い喜びです」(同大会担当者)

11月3日は横浜中華街に足を運んで、カンフーシューズを思い切り飛ばしてみるのはどうだろう。

頑張れば、「世界チャンピオン」として讃えられるのも夢じゃない......!?

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