「妊娠中、ラッシュを避けて乗った電車は予想外の大混雑。私のマタニティマークを見た高校生グループが...」(青森県・20代女性)
「マタニティマークが見えたので!」
そこに、部活帰りであろう女子高生のグループが声をかけてくれました。
「マタニティマークが見えたので!」
そう言って、1人が席をゆずってくれ、1人は荷物を預かってくれたのです。
4駅ほど過ぎても、女子高生のグループとは特に会話をすることもありません。ただ、席を譲ってくれた子を見ると部活帰りとあってか、ひどく疲れた顔で満員電車に揺られていました。
残り1駅だったので、私は「次で降りるから席変わるね! 疲れたでしょう? ごめんね。ありがとう!」と声を掛けました。すると、彼女たちは、こう言うのです。
「もっと早く気づけなくてごめんなさい。出産までがんばってくださいね!」
本当に心が温かくなりました。若いのにすごい子たちです。
もしまた会えたなら6歳になる娘と一緒にお礼が言いたいです!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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