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あの時はありがとう
旅先いい話

「夜勤明けに目覚めると、小学生の息子が見当たらない。門限を1時間過ぎた後、彼を家に連れてきたのは...」(北海道・30代女性)

大山 雄也

大山 雄也

2022.05.18 11:00
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次男が帰ってきた方法は......

結局、次男が帰宅したのは18時ごろのこと。私は「おかしいな」と心配していたところでした。

そして帰ってきて第一声、「自転車が壊れて動けなかった」と言うのです。私が「それならどうやって帰ってきたのか」と聞くと、こう答えました。

「知らない人が送ってくれた」
自転車が壊れてしまった(画像はイメージ)
自転車が壊れてしまった(画像はイメージ)

どうやら隣町まで行き、自転車の故障で動けなくなっていたところを、見知らぬ年配の方が声を掛けて下さり、自転車ごと自宅の近くまで送って下さったようです。

すぐにお礼をと思い自宅を飛び出したのですが、すでに送ってくれた方の姿はありません。

「お礼は要らないよ」と言われたと、次男から聞かされました。

このご時世、見ず知らずの子供のためにこんなに親切にして下さる方がいるのだと、とても心に染みた出来事でした。どうしてもお礼を言いたかったのでこの場をお借りしました。

あの時は本当にありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

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