専用機材かと思った... ドラム用のスタンドが「梅干しづくり」にピッタリすぎた件
みなさんは「梅干し」を作ったことがあるだろうか。
どんな梅の実を使うか、塩はどれくらい入れるか。シソやハチミツはどうするか。
いろんな工夫ができるのが、梅干しづくりの楽しいところだ。
ツイッターでは、意外なものを活用して梅を干したというユーザーの投稿が注目を集めている。
美味しそうな梅干しがぎっしりと詰まったザルが、銀色の台のようなものの上に乗っている。
いったい、これはなんだろう。
ツイッターユーザーのじょう(@drumjoe0930)さんは2021年10月12日、この画像とともに
「あたしはスネアスタンドで梅干しを干したことがあります」
と呟いた。
そう、梅干しが乗っているのはドラムセット内の楽器のひとつである「スネアドラム」用のスタンドなのだ。高さといい、安定感といい、梅を干すのにこんなに適していたなんて......!
安定感もあり通気も良い
Jタウンネット記者は15日、投稿者のじょうさんに、スネアスタンドで干した梅干しについて取材した。
じょうさんが、スネアスタンドを使って梅干しを作ったのは18年夏。
それまでは、物干し竿に紐で梅を乗せたザルを下げる、などの方法で梅を干していたのだが......。
「そうすると、ザルが傾くなど、あまり具合が良くありませんでした。
そこでちょうど余っていたスネアスタンドを見て、梅干しを干すのを思いつきました」(じょうさん)
では、スタンドの使い心地は、どうだったのだろう。
「安定して干せて、天気の急変の際にすぐに取り込めて、さらにザルの下面の通気も良いので、仕上がりも上々でした」(じょうさん)
安定感がありながらも、通気性も確保できるというのは、非常に優秀だ。
じょうさんは、このとき製作した梅干しの味についても「梅自体が良かったので美味しく仕上がりました」と語る。
「このためだけにほしい」
今回の投稿には、ツイッターでも
「これは天才的使い方!」
「梅干し干す専用のスタンドと言われたら信じるレベル」
「お日様にあわせて角度調節できてめっちゃいいやん...www」
「このためだけにスタンドほしい説ある」
「前衛的なバンドならライブでこれ飾っててもいい」
といった思わぬアイデアに驚くユーザーなどからの反応が多く寄せられている。
こういった反響に対し、じょうさんは
「スネアスタンドの新たな可能性を世に広められて良かったです」
とコメントした。
まさか、スネアスタンドにスネアドラムを乗せる以外の使い方があったとは......。梅に限らず何か食べ物を干したいときに、とっても便利そうである。 どこの家庭にもあるというわけではないだろうが、もしご家庭に余ったスネアスタンドがあるという方は試してみてはいかがだろう。