果実の量は1.5キロ超 シャインマスカット農家が作った超豪快なスイーツが、もはや神々しいレベル
2021.09.09 20:00
「シャインマスカット農家らしく豪快なスイーツを」
それにしてもこのゼリー、いったいどうやって作られているのだろうか。
Jタウンネット記者は8日、投稿者のキュア農家さんを取材し、話を聞いた。
「ブドウの出荷において、重量や形状を出荷規格に合わせ粒を切って調整することがあります。その際出てしまった粒はそれだけでも販売できるのですが、自宅用に持ち帰って食べることもあります。
今回大量の粒が出たので、シャインマスカット農家らしく豪快なスイーツを試したくて作りました」(キュア農家さん)
今回のゼリーに使用したシャインマスカットは1.5キロ以上。ぶどう好きにはたまらない夢のようなデザートだ......。
その製作時間は、「固まるのを待つ時間も含めると2時間くらい」とのこと。キュア農家さんは、
「直径15センチほどのガラスのボールにひたすら粒を敷き詰めて作っています。
外側からキレイに見えるように半分に切った断面を丸く並べています。なかなか難しいんですね」
と調理時の苦労を明かす。
ぎっしり敷き詰めた粒の隙間に、「アガー」という植物性のゼリーの素を流しこんで固めたそう。
アガーも取りあつかっている、お菓子・パン作りの材料器具専門店「富澤商店」の公式ウェブサイトによると、アガーを使って作ったゼリーは寒天やゼラチンと比べ透明度も高く光沢も美しく、素材の色を活かしたものに仕上がるとのことだ。